...極めて急劇なる夢遊状態に陥り...
芥川龍之介 「河童」
...陥穽(かんせい)に満ちた道を歩いてゐるのであらう...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...大それたる利己一天張りに陥るというが如きは見逃すべからざる弊だ...
大隈重信 「日支親善策如何」
...然れども、親朝の腐れたる心には、馬耳に東風、城陥りて、親房の雄志終に伸びず...
大町桂月 「秋の筑波山」
...専門家のいわゆる外測地震帯の陥没から起ったもので...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...あの派手な色彩がやゝともすると俗悪に陥り...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...またいかに互ひに心と心とを合せたにしても………………………………………………私を深い絶望の淵に陥いれた...
田山録弥 「ある日」
...今のわれわれはそれを回顧してその欠陥を指摘する...
津田左右吉 「歴史の学に於ける「人」の回復」
...単に私の本性が陥り易いすべての誤謬に気づくためにのみでなく...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...或る隠秘な仄かな底深い気持に陥っていく...
豊島与志雄 「父母に対する私情」
...決して岐路に陥るものではない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ついに放棄するハメに二度も陥ったのであった...
中井正一 「聴衆0の講演会」
...ふたたび見続けねばならない羽目に陥ったのである...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...彼がその団体で献身的に働いていた出版部の活動が非常な困難に陥った...
「小祝の一家」
...どんな間違った史観に陥(おちい)るやら知れなかったのである...
柳田国男 「木綿以前の事」
...遂(つい)に人間本来の自己愛惜の本能に吸引せられて自己恋着に陥り来るに到るべし...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...その夜のうちに陥(お)ちた...
吉川英治 「新書太閤記」
...汝らの手で陥ちんとすれば...
吉川英治 「新書太閤記」
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