...糸をすいすいと引いたり降ろしたりしながら...
海野十三 「軍用鮫」
...船から絲を降ろして囮の餌を附けると魚が喰ひつくといふ話であつた...
海野十三(佐野昌一) 「南太平洋科學風土記」
...玄関に腰を降ろしたまま...
橘外男 「雷嫌いの話」
...一人が拳銃を降ろした途端...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...私は先ず胸を撫で降ろし自分の空腹は仕方がないので噫(おくび)にも出さず...
田中英光 「箱根の山」
...この若者を引きずり降ろして...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「自転車嬢の危難」
...石垣伝いに危(あやう)い道を降ろし...
野村胡堂 「古城の真昼」
...石塀の崩れた処へ腰を降ろしてゐるゆき子を...
林芙美子 「浮雲」
...私もバスケットを降ろしたり...
林芙美子 「新版 放浪記」
...三階の窓から見降ろしていると...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...赤い刺繍を施された青い幅広外套を着た御者は馬車のステップを降ろした...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...「わたくしはあなたを秘密の階段からお降ろし申そうと思ったのですが...
プーシキン Alexander S Pushkin 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...そして町はずれの小バラツクの前で吾々を降ろしたが...
牧野信一 「冬の風鈴」
...欄干を掴(つか)んで下の通りを見降ろした...
横光利一 「上海」
...私はここへ來て最初に腰を降ろしたときの眺望の印象を思ひ起さうとつとめてみた...
横光利一 「榛名」
...のどかにパリの街を見降ろしながら遊んでいる...
横光利一 「旅愁」
...二三歩部屋の中を歩き廻ってからまた千鶴子の横へ並んで一寸腰を降ろし...
横光利一 「旅愁」
...軽捷(けいしょう)な戦闘隊をまず丘から降ろして...
吉川英治 「新書太閤記」
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