...一時も早くそんな陋態(ろうたい)から蝉脱(せんだつ)して...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...塵ばみたる都の若葉忙(せは)しさ限りもなき陋巷(ろうかう)の住居に倦み果てゝとも云ひぬ...
石川啄木 「閑天地」
...淋しき冷たき陋巷(ろうかう)の客舎(かくしや)にありて具(つぶ)さに衣食の為めに労苦を嘗(な)めぬ...
石川啄木 「閑天地」
...或は陋劣なる家庭にありながら...
伊藤左千夫 「家庭小言」
...知識の乏しい官憲や固陋(ころう)な思想をもっているものの言動やによって...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...其陋居に一月二十八日河北新報社の村上辰雄君が來訪...
土井晩翠 「「晩翠放談」自序」
...――処が頑迷固陋の中国人は...
戸坂潤 「社会時評」
...または今後しでかすかもしれんどんな陋劣なことだって...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...古陋(ころう)を捨てて...
直木三十五 「南国太平記」
...根津の社前より不忍池の北端に出る陋巷は即(すなわち)宮永町である...
永井荷風 「上野」
...かくのごとき場合にはやっつけたと思う心ははなはだ陋(ろう)かつ小であって...
新渡戸稲造 「自警録」
...旧来の陋習(ろうしゅう)を打破するに更に躊躇しなかった...
新渡戸稲造 「デモクラシーの要素」
...およそこのような陋劣なものであつたのである...
蜷川新 「天皇」
...この頑迷固陋(ころう)な小仏蘭西人達は...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...この陋劣な題目について簡単に言ってしまえば...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...何の陋(ろう)かこれあらんという事もあります...
村井弦斎 「食道楽」
...不遠慮に己を自ら陋(いや)しく思わせ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...受用は人を陋(いや)しゅうする...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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