...円(まど)かな肉附きを見せてゐる艶めかしさに――死後さへも猶――之のみが...
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」
...はじめてその大きなガラス戸のすぐ後ろの長椅子に起き直つてゐる寝衣(ねまき)姿の紳士から直視されてゐる事に気が附きました...
犬養健 「亜剌比亜人エルアフイ」
...時には朝晩立つことがあるので、私も気が附き、その人の人品(じんぴん)を見覚えるようになった...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...もう一度妙子に附き合って貰ってその明くる日に見舞いに行ったが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...その包みが飲用泉の台石の上に置いてあった間それに附き添うていた女たちは...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...兩親に附きて羊群守るべく...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...さはれ海のへ岸の上照す曙光に心附き...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...醉眼朦朧とした顏に醉いどれに附きもののだらだらした微笑を浮かべて...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...彼女の肉附きの薄い頬は...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...金箔附きの御用党となったわけじゃな」「そこだよ」「よく...
中里介山 「大菩薩峠」
...サツと飛込んで後ろから組附きました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...近所附き合ひで、お組もお園も平次はよく知つて居りますが、今から五六年前までは、この土地では先輩のお組は手踊りの師匠として鳴らし、多勢の弟子も取つて居りましたが、お園が此處へ移り住んで、小唄の師匠の看板を上げ、無用な競爭を避(さ)けて、兩虎互ひに傷つかずに、二年三年と過して來た仲でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...附き合ひで風邪などを引く柄ではありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この家は影法師が附き纒(まと)つてゐるやうだが」「附き纒ひたくもなりますよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そこに瞑想とミスティシズムとの最も深い結び附きがある...
三木清 「人生論ノート」
...何度もマツチをすつてゐる)チツ! マツチまでが附きくさらねえ!金助 (自分のマツチを出して)おいよ...
三好十郎 「地熱」
...妻子はそこへ附き添って往った...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...8000ついそこに気が附きませんでしたよ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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