...小阿魔女(こあまっちょ)め...
泉鏡花 「薄紅梅」
...牛肉一斤が隣り近所へ自慢なんだから始末に終えねえ阿魔(あま)だ」と黒は嘲(あざけ)りながら四つ足を踏張(ふんば)る...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...あのお春とお勢の阿魔(あま)が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「お仙の阿魔(あま)に男なんかあるものか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あの阿魔を挙げようと思うんだが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お町の阿魔(あま)がお世話になつたさうで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...素々お徳の阿魔(あま)の仕業で俺の知つたことぢやねえ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...手前はお徳の阿魔(あま)に魅入られたんだ」「親分」「判っているよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...小判で買物をした奴があつたら何うします」「えツ」「お角の阿魔(あま)ですよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...賀奈女の阿魔が誰かに殺されるのが見たいと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...伊賀屋の伜源三郎は諦めもするでしょうが、磯の安松は賽(さい)ころの目に賭けても引っ込むわけに行かない、――阿魔ッ、ただは置くものか――と牙を磨いているところへ、仙台様のお忍びで、都合よく鼻の先の芝口の路地に、花嫁の駕籠が停った」「待ってくれ、八...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――そんなことで俺はあの阿魔を殺し損ねたんだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...三尺高い木の上から小唄の良い喉を海の向うの房州の阿魔っ子に聴かせ度(て)やりてえくらいのものだ」まさに大虎です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...阿魔ッ」「うれしい...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お照の阿魔が此處へ入つて來ると箸まめにちよつかいを出して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...太てえ阿魔で」「驚くな...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――ひでえ阿魔(あま)だ」みんなは猥がましくきゃらきゃらと笑った...
山本周五郎 「留さんとその女」
...……もうこうなったら諦らめろよ」「……………」「俺の顔を見知って来たか……」「……………」「俺がドレ位の恐ろしい人間かわかったか」「……………」「わかったか……阿魔(あま)……」「……………」「……俺の云う事を聞くか……」「……………」「聞かねばこのまま突出すがええか……警察は俺の心安い人ばかりだ」白い手の力がグッタリと抜けたようであった...
夢野久作 「骸骨の黒穂」
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