...直ちに闕所(けっしょ)に致し置き...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...院中へ史局を設け『六国史』以下の闕(けつ)を補う事...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...魏に闕書目あり、唐に搜訪圖書目あり、かかるものを作ると本が段々出て來る...
内藤湖南 「支那目録學」
...奪られた金はざつと八千兩」「釜屋は闕所(けつしよ)になる筈ぢやなかつたのか」「それが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...日記にも闕漏はあるが...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...宗祇は文明十七年に闕本ながら古本ではありかつ美麗な『万葉集』十四冊をば...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...今川と実隆との間は、必ずしも宗長をのみ介したのではないけれど、この二千疋の時には、実隆もよほど嬉しかったと見え、「不慮の芳志なり、闕乏の時分、いささかよみがえるものなり」と日記にしるした...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...我の家庭的に少年を教へて徳育に進ましめんとするはこの闕(けつ)を補はんがためなり...
正岡子規 「病牀譫語」
...松浦屋闕所(けっしょ)...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...かかる話を作り出したは理想力を全然闕如(けつじょ)せぬ証左で...
南方熊楠 「十二支考」
...格別に事を闕かず...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その名の記載を闕いてゐるのは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...余の三人の生歿は家乗に詳密なる記載を闕いてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...大筒(おほづゝ)の車を挽(ひ)く人足(にんそく)にも事を闕(か)くやうになつて来る...
森鴎外 「大塩平八郎」
...考証を闕(か)くことは出来ぬと信じている...
森鴎外 「渋江抽斎」
...初日から五日目まで一日も闕(か)かさずに見舞った...
森鴎外 「渋江抽斎」
...7030闕けてはいても...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...天皇の住もうている御所のことか」さらに、飛躍の踵(かかと)とともに、「宮闕、合点(がてん)だ!」とばかり、ぱッと組みついた...
吉川英治 「私本太平記」
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