「闕」の意味
欠けること
小説での「闕」の使い方
...闕(か)く者は之(これ)を補ひ...
石原純 「杉田玄白」
...またその右の御髻に刺させる湯津爪櫛を引き闕きて投げ棄(う)てたまへば...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...それまでの闕腋(けってき)と折烏帽子(おりえぼし)を止めにして普通の金釦(きんボタン)にしてしまった...
高村光太郎 「美術学校時代」
...義盛の闕を以て相州に仰せらると云々...
太宰治 「右大臣実朝」
...閣下乃ち今に於て断然闕下に伏して骸骨を乞ひ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...魏に闕書目あり、唐に搜訪圖書目あり、かかるものを作ると本が段々出て來る...
内藤湖南 「支那目録學」
...実隆が侍従として朝夕に禁闕に出入し...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...ただその弊はいつも常理に闕(か)げる事が多い処にあるように見える...
正岡子規 「病牀苦語」
...かかる話を作り出したは理想力を全然闕如(けつじょ)せぬ証左で...
南方熊楠 「十二支考」
...闕下(けっか)に黄金の首ある鶏を高橦(こうとう)の下に立て...
南方熊楠 「十二支考」
...年月日を闕(か)いた願書に...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...7030闕けてはいても...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...宇都宮家は太閤がその娘を差出せといったのを聞かなかった為に闕所にせられて...
柳田国男 「故郷七十年」
...それらの荘園はことごとくいわゆる闕所(けっしょ)となっておったので...
柳田國男 「名字の話」
...宮闕(きゅうけつ)の癌(がん)を除き...
吉川英治 「三国志」
...禁闕(きんけつ)へ侵入し...
吉川英治 「三国志」
...ここは宮闕なるぞ...
吉川英治 「私本太平記」
...根(ね)こそぎから闕所(けっしょ)になる...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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