...これは私があの新橋(しんばし)停車場でわざわざ迎えに出た彼と久闊(きゅうかつ)の手を握り合った時...
芥川龍之介 「開化の良人」
...先生と久闊(きゅうかつ)を叙し合おうか...
芥川龍之介 「毛利先生」
...やや広闊(こうかつ)な草原があった...
梅崎春生 「桜島」
...なお訂正せざる県庁の迂闊(うかつ)にも呆(あき)るれども...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...八時半に出合の処を出発して闊葉樹林の下に繁茂屈曲している石楠花(しゃくなげ)や...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...如何にも傑物らしい風格が闊達に出ている...
高村光太郎 「本邦肖像彫刻技法の推移」
...将軍家はいよいよ御闊達に...
太宰治 「右大臣実朝」
...迂闊(うかつ)にも半ば以上は極く気の付かぬ箇所で手の省かれた代物だったり...
中島敦 「南島譚」
...迂闊(うかつ)な父や母は...
夏目漱石 「こころ」
...芭蕉の書体が雄健で闊達(かったつ)であるに反して...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...闊達(かったつ)に笑ったが...
火野葦平 「花と龍」
...女子をして家の経済に迂闊(うかつ)ならしめ...
福沢諭吉 「女大学評論」
...私(わたくし)にその言を聞きその行を見ればおおむねみな闊達大度の士君子にて...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...花が了ると帯褐色の新葉が出で重鋸歯ある倒卵形の闊い緑葉と成る...
牧野富太郎 「植物記」
...きょうは、いかにも寛闊な、インバネスの翼が肩の上にあるような気分です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...闊葉樹林...
百瀬慎太郎 「案内人風景」
...さて住職奥田墨汁(おくだぼくじゅう)師を訪(とぶら)って久闊(きゅうかつ)を叙(じょ)した...
森鴎外 「渋江抽斎」
...こう云って快闊(かいかつ)に笑いながら半身を起した...
夢野久作 「一足お先に」
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