...大根といわれた若年に近い頃の写真を見ると間抜けなくらいおっとりしている...
高村光太郎 「九代目団十郎の首」
...飲んだくれの間抜けなんか私は真平(まっぴら)だよ...
豊島与志雄 「少年の死」
...俺の間抜けなところを見て笑ってやろうという廻り合せになったんだね...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...間抜けな面じゃねえか」「…………」恐ろしい毒舌を浴びて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...間抜けな掛合噺(かけあいばなし)のような事を言っているのが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そんな間抜けな心掛けだから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...解りましたぜ」相変らず間抜けな声を路地から張り上げます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どんな間抜けな下手人だって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...随分間抜けな話じゃありませんか...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...此辺にウロウロして居る間抜けな男が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あっし見たいに間抜けな面をしている者は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何処(どこ)の売出しの披露だ」「兄貴がそんな間抜けな御馳走を喰うかな...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...間抜けな加十は気がつかぬ...
久生十蘭 「魔都」
...間抜けな下男は不意の災難に動転し...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「見えざる力」
...俺のコモイダスの剣の先が、何とまあヒラ/\と、月の光りを飛び散らして、河面(かはせ)に踊る初夏の鮎のやうに、または森蔭に飛び交ふ狐火のやうに、間抜けな/\、お前達をモツケ(闘剣術に使はるゝ、「嘲り」の型也)してゐるのが解らないか...
牧野信一 「歌へる日まで」
...ぎょろりと丸く視張ってはいるものの凡そどこにも見当のつかぬというような間抜けな風情の眼と...
牧野信一 「ゼーロン」
...間抜けなのか分らなかった...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...)間抜けな事は沢山するでしょう...
宮本百合子 「結婚問題に就て考慮する迄」
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