「長閑」の意味
のどかで平和な様子
「長閑」の例文(場面別)
- 日常会話今日は長閑な一日を過ごせて、心が癒されました。
- 文学彼の小説には、長閑な田舎の風景が描かれている。
- 旅行ブログこの村は長閑な雰囲気で、ゆっくりとした時間が流れています。
小説での「長閑」の使い方
...長閑(のどか)だつたのにもよるだらうが...
芥川龍之介 「本の事」
...長閑(のどか)な気持になってきます...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...長閑(のどか)な小春の日影がもうかなり西に傾いていた...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...これで札幌の町の十何条二十何丁の長閑(のどか)さを羨まなくてもすむことになったわけである...
寺田寅彦 「札幌まで」
...市街(まち)からは遠い春の午後(ひるすぎ)の長閑(のどけ)さは充分に心持(こゝろもち)よく味(あぢは)はれた...
永井荷風 「すみだ川」
...然し岡は只長閑なさまである...
長塚節 「芋掘り」
...あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし...
夏目漱石 「草枕」
...かえって長閑な春の感じを刻意に添えつつある...
夏目漱石 「草枕」
...下界の人は山頂も均しく長閑(のどか)ならんと思うなるべし...
野中到 「寒中滞岳記」
...たまたまもって十八世紀末のイギリスの宮廷の長閑(のどか)な空気が偲(しの)ばれて面白い...
野村胡堂 「楽聖物語」
...不思議にも噴水の鶴は曲節(ふし)も長閑に歌を唄い出したのである...
久生十蘭 「魔都」
...実(げ)にもおもしろく長閑な哀調に富んだ節まはしで...
牧野信一 「書斎を棄てゝ」
...長閑(のどか)な春の日の久しく続く国に住む人だけには...
柳田国男 「雪国の春」
...真紅の帆から洩る風は長閑(のどか)な春を地に満たし...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...長坂長閑(ちょうかん)などもいて...
吉川英治 「新書太閤記」
...さも長閑(のど)けき途(みち)のように...
吉川英治 「新書太閤記」
...晩秋の長閑(のど)かな陽なたに寝そべって...
吉川英治 「親鸞」
...一つの長閑な村がある...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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