...奏楽に長ずるものは奏楽し...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...二者共に長ずる少数特殊の人を除いては...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...長ずるに及んで治癒するどころか...
太宰治 「人間失格」
...アイアース我よりも長ずるところ只わづか...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...「輳合調和に長ずる」ことや...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...悪口に長ずる批評家は...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...長ずるに従って人相が悪くなる...
豊島与志雄 「北支点描」
...「安然は伝教大師の系族なり、長ずるに及び、聡敏(そうびん)人に邁(すぐ)れ、早く叡山に上り、慈覚大師に就いて顕密の二教を学びてその秘奥(ひあう)を極む、又、花山の辺昭に就いて胎蔵法を受く、博(ひろ)く経論に渉猟(せふれふ)し、百家に馳聘(ちへい)して、その述作する所、大教を補弼(ほひつ)す、所謂(いはゆる)『教時問答』『菩提心義』『悉曇蔵』『大悉曇草』等なり、その『教時問答』は一仏一処一教を立て、三世十方一切仏教を判摂す、顕密を錯綜(さくそう)し、諸宗を泛淙(はんそう)す、台密の者、法を之に取る、その『悉曇草』は深く梵学(ぼんがく)の奥旨(あうし)を得たり...
中里介山 「大菩薩峠」
...その一方に長ずる者は...
福沢諭吉 「学問の独立」
...その年長ずるというも...
福沢諭吉 「経世の学、また講究すべし」
...假令ひ文事理財等に長ずるも...
福沢諭吉 「帝室論」
...各(おのおの)長ずる道により...
福田英子 「妾の半生涯」
...一人にして一種に長ずる者あり...
正岡子規 「俳諧大要」
...長ずるに随い黒毛を混じ石板色となる...
南方熊楠 「十二支考」
...小説に長ずる大詩人は果して生ずべからざるか...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...抽斎より長ずること僅に六歳であった好劇家は...
森鴎外 「渋江抽斎」
...抽斎より長ずること八歳であっただろう...
森鴎外 「渋江抽斎」
...長ずるに従って、次第に瞼の裏には、様々な美しい肉体の粋が、あるいはくびれ、或はすんなりと伸びて、数を増し、追っても、払っても、なよなよと蠢めき、薄く瞼を閉じるとそれらは、青空一杯に、白い雲となるのでした...
蘭郁二郎 「足の裏」
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