...輕便鐵道(けいべんてつだう)の線路(せんろ)を蜿々(うね/\)と通(とほ)した左右(さいう)の田畑(たはた)には...
泉鏡太郎 「飯坂ゆき」
...天龍川の鐵橋――大井川、富士川の鐵橋――利根川、阿武隈川(あぶくまがは)、北上川の鐵橋...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...鐵葉などの破片が入りたりき...
大町桂月 「白河の關」
...これむかし、甚兵衞が禁を破り、鐵鎖を切つて、雪の夜半に、宗吾をわたしたる處也...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...是は唯鍬一つのことですが鍬を造ると云ふことは鐵を採る技術があると云ふことである...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...「日本艦船史」は元來製鐵造船の先覺でもあつた本木の時代を歴史的に知るに好都合とか...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...尤もこの頃は府県に大区小区を置かれて石鐵県は一大区から十五大区まであって...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...さうしたらいきなり鐵火箸(かなひばし)で俺(お)れこと打(ぶ)つ飛(と)ばして...
長塚節 「土」
...俺と一緒に來い」平次は靜かに鐵の肩を叩きます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...斜上から鐵砲彈で射拔いたもの...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...窓の鐵格子を潜つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...友吉は鐵之助を突き飛ばして...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...訴(うつた)へたいにも父(ちゝ)の心(こゝろ)は鐵(かね)のやうに冷(ひ)えて...
一葉女史 「ゆく雲」
...鐵網(かなあみ)の上へ餅をのせて...
樋口一葉 「わかれ道」
...この金で店と鐵の砧盤とを手にいれたら...
室生犀星 「汽車で逢つた女」
...初代日水から九代一鐵まで皆然りである...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...電氣に變つた豐川鐵道で長篠驛下車...
若山牧水 「梅雨紀行」
...夕方六時草津鐵道で立つてゆく私を見送らうといふのであつたが...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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