「鎔」の意味
金属を溶かす
小説での「鎔」の使い方
...この時(とき)噴火口内(ふんかこうない)に出現(しゆつげん)した高(たか)さ二百米(にひやくめーとる)の鎔岩塔(ようがんとう)も珍(めづら)しいものであつたが...
今村明恒 「火山の話」
...今回(こんかい)は東側(ひがしがは)に出(で)た鎔岩(ようがん)が遂(つひ)に瀬戸海峽(せとかいきよう)を埋(うづ)め...
今村明恒 「火山の話」
...火山(かざん)から流出(りゆうしゆつ)する鎔岩(ようがん)の前身(ぜんしん)たる岩漿(がんしよう)が地下(ちか)に貯藏(ちよぞう)せられてゐる場所(ばしよ)は...
今村明恒 「火山の話」
...かういふ硝子質(がらすしつ)の鎔岩(ようがん)に對(たい)してこれを跳(は)ね飛(と)ばすような力(ちから)が加(くは)はると火山毛(かざんもう)が出來(でき)るのである...
今村明恒 「火山の話」
...この際(さい)鎔岩(ようがん)は水蒸氣(すいじようき)の尾(を)を曳(ひ)くことが目覺(めざ)ましい...
今村明恒 「火山の話」
...鎔岩流出(ようがんりゆうしゆつ)が必(かなら)ず起(おこ)るものとも限(かぎ)らない...
今村明恒 「火山の話」
...融(と)けた鎔岩(ようがん)の温度(おんど)は攝氏千度内外(せつしせんどないがい)で...
今村明恒 「火山の話」
...鎔(と)かされた鉛のように...
太宰治 「狂言の神」
...鞍馬法師は雄黄(ゆおう)を鎔(と)いて小瓶(こびん)に入れ...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
...種々の意見議論を鎔解して...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...五十嵐は能登守が鎔鉱の試験用に使う三尺ばかりの鉄の棒を一本探し出しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...鎔(と)けて鉄の小球となり...
中谷宇吉郎 「比較科学論」
...鉄類はすべて鎔(と)け...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...鎔けた銀の瀑布のようにその蛇腹から垂れ下っているカーテンから...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「しめしあわせ」
...金属を鎔解していろいろの器物を造る人ばかりが...
柳田国男 「雪国の春」
...衆口(しゅうこう)金(きん)を鎔(と)かすの惧(おそ)れがある」「なんぞ...
吉川英治 「新書太閤記」
...諸文化融合の鎔炉...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...あとは鎔かして金塊にした...
和辻哲郎 「鎖国」
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