...私は掛錫(かしゃく)を願いに行くのじゃない...
芥川龍之介 「上海游記」
...錫(すゞ)その外卑(いやし)き金屬を出す脈もあり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...錫崙(セイラン)...
ポオル・クロオデル Paul Claudel 上田敏訳 「椰子の樹」
...思はず錫(すず)の涙がこぼれさうになりました...
鈴木三重吉 「一本足の兵隊」
...善無畏が留錫中初めて建てたといふ...
薄田泣菫 「久米の仙人」
...劉禹錫(りううしやく)とともに...
薄田泣菫 「独楽園」
...廿一日、辛酉、晴、午剋、忠綱朝臣件の御調度等を御所に運ばしむ、御車二両、九錫彫の弓、御装束、御随身の装束、移鞍等なり、是皆仙洞より調へ下さると云々、将軍家、忠綱朝臣を簾中に召して御対面有り、慇懃の朝恩、殊に賀し申さると云々、凡そ此御拝賀の事に依りて、参向の人已に以て数輩なり、皆御家人等に仰せて、毎日の経営、贈物、花美を尽す、是併しながら、庶民の費に非ざる莫し...
太宰治 「右大臣実朝」
...朴鳳錫 (激昂して)解ってるじゃあないか...
林不忘 「安重根」
...とろ火にかけてある錫(すず)の徳利にさわってみては...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...それは記念の錫杖となる...
種田山頭火 「行乞記」
...「無錫に帰るのかい...
豊島与志雄 「秦の憂愁」
...「錫はにおいがいたします...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...故に土人闇夜外出するに必ず錫杖(しゃくじょう)を突き蛇その音を聴いて逃げ去ると...
南方熊楠 「十二支考」
...ほかの男の子は錫職人――当時のドイツにあって...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...近年有楓橋周錫所刻華氏中蔵経...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...腕の太さの錫杖(しゃくじょう)を衝いている...
森鴎外 「山椒大夫」
...案内のため孫錫度氏がわざわざ来られた...
柳宗悦 「全羅紀行」
...キヤンデイは昔の錫崙(セイロン)王の都で...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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