...紙はなにか鋭利な刃物でもって...
海野十三 「蠅男」
...鋭利な短剣か何かで...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「黒猫十三」
...よほどの力が要るものでしょうか? それとも非常に鋭利なナイフぐらいで?」「さア...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」
...兇暴の野猪を下して鋭利なるましろき牙を鳴らさしめ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...余はマツカーシーの鋭利なる觀察に依て...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...金槌(かなづち)の柄や鋭利な鑿(たがね)の刃や釘抜(くぎぬ)きの二つの角などがはみ出ていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...それでも鋭利な鑿(たがね)と金槌(かなづち)とを取って...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そうしてその鋭利な点はことごとく彼の迂濶な所から生み出されていた...
夏目漱石 「明暗」
...鋭利な庖丁も捨てて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...すくなくとも鋭利な刃物と鈍刀ぐらいの相違がある...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...背中には新しい鋭利な小刀がつきさしてあったというのです...
平林初之輔 「予審調書」
...鋭利な刃物で掬(すく)いとるように陰部を切りとって...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...やりかたに何とも云えぬ冷酷鋭利なところがあって...
宮本百合子 「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」
...先(ま)ず胸から腿(もも)へかけて羽毛(はね)をよく刈ってそれから鋭利な刃物(はもの)で腿と胴の間の外皮(かわ)を一寸ほど切る...
村井弦斎 「食道楽」
...その方法は常に同一で鋭利な短刀で心臓を見事に刺してある...
村山槐多 「殺人行者」
...無政府主義を跡継ぎに持っているMax(マックス)Stirner(スチルネル)の鋭利な論法に...
森鴎外 「沈黙の塔」
...「茶」は色々批評する人もあるし、これを過去の陰気な「美観念」だと罵(ののし)る人もあるが、「美鑑賞の道」としては極めて独創的なものであって、鋭利なもの、深遠なものが内に在るのである...
柳宗悦 「民藝四十年」
...彼の明敏と鋭利なひとみに慴伏(しょうふく)しすぎて...
吉川英治 「新書太閤記」
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