...芭蕉は一面理智の鋭い...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...年の鋭き齒牙を以て...
レオナルド・ダ・ヴインチ Leonardo da Vinci 芥川龍之介訳 「レオナルド・ダ・ヴインチの手記」
...自殺者はツララ型をした鋭い氷片を魔法壜(びん)に入れて...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...それはそれは刃の鋭い...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...輪廓の丸い、眼の鋭い、鼻の尖(とが)つた顔のつくりで、体格は丸で相撲取でもあるかのやうに、でつぷりと肥つて、体重は二十貫目以上もあらうかと思はれるばかりであつた...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...鋭き斧をふりかざし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...鋭いコッコッという音で妨げられる...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「株式仲買人」
...ホームズの細かい鋭い観察力を持った...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「入院患者」
...鋭い目で人生を透し視てゐるやうなところがあり...
徳田秋聲 「亡鏡花君を語る」
...殆ど泣きたい程切(せつ)なく鋭い愛着の念に迫まられるのである...
永井荷風 「海洋の旅」
...「をぢさん」と鋭い哀切な声で私は呼びとめられてゐた...
原民喜 「夏の花」
...鋭い南風が、音のない霧の波を念丈の頂にたたきつけていた...
細井吉造 「二つの松川」
...そこに彼の犀鋭な精神は没入し去ってしまったのであった...
宮本百合子 「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」
...自分の上にも下にも同僚にもいわゆる鵜の眼鷹の眼リンクスの眼の鋭い人達がそろっていてこのボンヤリ者を支えていてくれたからであろう...
森於菟 「放心教授」
...眉は峨眉山(がびさん)の半月のごとく高くして鋭い...
吉川英治 「三国志」
...怪我(けが)をしているな」「鋭い鑿(のみ)で...
吉川英治 「親鸞」
...ダンフォースの鋭い視覚が床の屑の乱れた箇所を捉えたのだ...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...確かに鋭いつかみ方として許せる...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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