...憎悪も利害の前には鋭鋒を収めるのに相違ない...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...新主義運動の急先鋒であること...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...かくして無言の曲者をあいてに、小半刻あまりもわたりあっていたでしょうか? 供のものが急をお城へつたえたとみえて、いまでてきた城の大手門のほうから、ワッワッというさけび声とともに、おびただしい提灯の火がちらついて、先鋒の若侍三、四人は、すでに押(お)っとり刀でバラバラッとそれへちかづいてきたようです...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...速力大なる先鋒隊の四艦を遣(つか)わして...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...すっかり谷蔵の機鋒(きほう)が鈍(にぶ)ってしまうのが不思議であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...マダム・シルクを先鋒として...
中里介山 「大菩薩峠」
...騎馬戦を得意とする彼らの鋭鋒(えいほう)には些(いささ)か当たりがたい...
中島敦 「李陵」
...叔母さん」平次はその鋭鋒を避けながら静かに訊きました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...豆八が、ほっとした気持でいると、今度は、「女」と、鋭鋒が、光三に向いて来た...
火野葦平 「花と龍」
...あらゆる芸術の先鋒を承って行くべき――そうして将来益々その精鋭の度を加えつつ――あらゆる方面に人類の生活をエグリ付けつつ――新領土を次から次に開拓して行くべき...
夢野久作 「ナンセンス」
...こうして、先鋒六隊は、白旗を目じるしとして、早くも打ち立った...
吉川英治 「三国志」
...すると、関上から一彪(ぴょう)の兵が、一人の大将を先にして、漢中軍の先鋒へ、決戦を挑んできた...
吉川英治 「三国志」
...楊鋒の手下にぐるりと囲まれて...
吉川英治 「三国志」
...義元の先鋒(せんぽう)として働いていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...この緒戦の先鋒(せんぽう)に選ばれんことを願った...
吉川英治 「新書太閤記」
...急先鋒索超(さくちょう)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...恐れやがって」先鋒は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...地理情勢の明るい上総介(かずさのすけ)広常がもっぱら先鋒(せんぽう)に立って奮戦した...
吉川英治 「源頼朝」
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