...過って蒲鉾(かまぼこ)と目刺を買ったより一層の愚じゃ...
泉鏡花 「悪獣篇」
...蒲鉾型になったので...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...二個の手にぴかぴか光る鉾があった...
田中貢太郎 「地獄の使」
...蒲鉾はようござんすか...
種田山頭火 「行乞記」
...人家の欄干に敷き連ねた緋毛氈(ひまうせん)の古びた色と山鉾の柄に懸けたゴブラン織の模樣とは今も猶目に殘つてゐる...
永井荷風 「十年振」
...鉾(ほこ)を納めました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...外に弟子はないのか」平次は鉾(ほこ)を転じて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...(第三十三圖(だいさんじゆうさんず))第三十三圖 ヨーロツパ青銅器(1)斧(2)斧(3)短劍(4)鉾(5)長劍(6)刀(7)鏃(8)腕輪(9)留針この青銅器(せいどうき)の時代(じだい)は...
濱田青陵 「博物館」
...鉾を構へる術もないのだ...
牧野信一 「ベツコウ蜂」
...悪人共と鉾を交へたりした数々の華々しい武勇物語を回想して得意であつた...
牧野信一 「三田に来て」
...わたしの壁の寫眞の中には閃く海神鉾に飜へる久壽玉から五彩のテープが舞ひ亂れ...
牧野信一 「緑の軍港」
...「夕露にひもとく花は玉鉾(たまぼこ)のたよりに見えし縁(えに)こそありけれあなたの心あてにそれかと思うと言った時の人の顔を近くに見て幻滅が起こりませんか」と言う源氏の君を後目(しりめ)に女は見上げて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...七十郎は鉾(ほこ)をおさめるかもしれない...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...鬼鉾山から四人の死体が運ばれて来た...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...見すぼらしい蒲鉾小舎(かまぼこごや)が...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...すたれ釘世をすぢかいになり下(さが)る底抜け徳利のチリンカラカラ古釘と底抜け徳利の風鈴は阿弥陀も知らぬ極楽の音その蒲鉾板の裏表を手に取って引っくり返して見ながらニッコリと笑った良助は...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...魏へ侵略の鉾(ほこ)を向けしむれば...
吉川英治 「三国志」
...はなしの鉾先(ほこさき)をかえて...
吉川英治 「神州天馬侠」
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