...そして魚を鉤(はり)から脱して...
アルテンベルヒ Peter Altenberg 森鴎外訳 「釣」
...一五 鉤をわるく言つてサチを離れさせるのである...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...五百の鉤を作つて償(つぐな)われるけれども取りません...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...それで鉤(かぎ)をもつて沈んだ處を探りましたら...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...主人は自在鉤につるして火の上にかけてあった茶釜から...
田中貢太郎 「死人の手」
...手の代用せる一方の手鉤が少しさし上げられている...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「見えざる人」
...鉤もないことになるだろう...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...鉤(はり)のついた餌(えさ)を食った魚のように...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...それには針金の鉤素(はりす)と...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...*漸く僕が彼の肩先に蟷螂のやうな鉤型の腕をひつかけて...
牧野信一 「凩日記」
...ひどい鉤裂(かぎざき)をしてしまった...
正岡容 「圓太郎馬車」
...ハイガシラは獣毛を薄墨色に染めた短いものを鉤につけてそれに黒い頭がついてゐる...
正岡子規 「病牀六尺」
...自在鉤(じざいかぎ)とか...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...北陸地方で見られる自在鉤(じざいかぎ)であります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...鉤によってたしかめてみるという信仰があったのである...
柳田国男 「こども風土記」
...誰か一人が鉤(かぎ)から外(はず)した鎧櫃(よろいびつ)をささえきれずに...
吉川英治 「新・水滸伝」
...それらの内二本の終端部には鉤爪ないし鋏があり...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
...竈(かまど)の自在鉤(じざいかぎ)に鍋が一つ懸(か)かっている...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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