...二つの小さな鉤爪(かぎづめ)の役目は...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...無気味な吹溜りを擁していると云う小さな鉤形の岬を曲り始めた...
大阪圭吉 「死の快走船」
...もとの鉤をよこせと言います...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...受話器を鉤に掛けた時には...
オイゲン・チリコフ Evgenii Nikolaevich Chirikov 森林太郎訳 「板ばさみ」
...籠(かご)を負い鉤杖(かぎづえ)を持った屑拾(くずひろ)いの女とであった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...手に握つてゐる戸の鉤を撥ね上げようとする手先が震えた...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...波田はともの鉤(かぎ)をはずした...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...そして、鉤の大きいのは、ボースンや水夫たちの責任ででもあるように、ボースンや水夫たちを口ぎたなくののしり始めた...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...鉤(はり)のついた餌(えさ)を食った魚のように...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...それとも奴がすれっからしで「餌だけは食うが鉤を呑み込むのは御免を蒙る」と云う...
葉山嘉樹 「信濃の山女魚の魅力」
...握られた鷲の鉤爪のようにこわばっている...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...(「窃レ鉤者誅、窃レ国者為二諸侯一」に同じ)Successful crime is called virtue.(セネカ)成功せる犯罪は徳義と称せらる...
穂積陳重 「法窓夜話」
...頑丈な鉄の鉤が打ち込んであって...
牧逸馬 「ロウモン街の自殺ホテル」
...船の者共は面白半分鉤(かぎ)をかけて...
宮原晃一郎 「動く海底」
...その小枝や細い棒さきが鉤(かぎ)になっていたからの名であろうと...
柳田国男 「こども風土記」
...両手の指を鉤(かぎ)のように曲げ...
山本周五郎 「青べか物語」
...と彼女は指が鉤のように曲った手を振りあげた...
山本周五郎 「青べか物語」
...鉤(かぎ)の手に畳を敷いた座敷があった...
山本周五郎 「青べか物語」
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