「釜」の意味
料理に使う金属製の容器
小説での「釜」の使い方
...金属的なひびきがして、二十世紀茶釜は、舞台のゆかにあたってこわれてしまった...
海野十三 「金属人間」
...茶釜がこわれた」「ようよう...
海野十三 「金属人間」
...釜の向うでワンタンを鉢にうつしていた白い割烹着にレースの布を捲いた娘がチラリと一瞥を送って「いらっしゃい」と声をかけた...
海野十三 「深夜の市長」
...いくら貧乏世帯でも鍋釜はあるはず...
江見水蔭 「怪異暗闇祭」
...暫らく鹽釜の過去を回顧せしめよ...
大町桂月 「金華山」
...その柏斎のつくつたものに蘆屋釜のすぐれたのが一つあつた...
薄田泣菫 「茶話」
...わが人民が鍋釜さえも有せず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...じゃ釜を持ってくっていうんだよ...
夏目漱石 「道草」
...嗅(か)いで見ると釜の底の飯を御櫃(おはち)へ移す時のような香(におい)がする...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...釜石鉱山をものにするまでに...
長谷川時雨 「渡りきらぬ橋」
...間違いなく自分の後釜にここへ来るだろうと言って...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...ならべられた五升釜に...
火野葦平 「花と龍」
...鋭い叫び声のような――ちょうど幾千という蒸気釜(じょうきがま)がその放水管から一時に蒸気を出したと思われるような――物音にまったく消されてしまいました...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「メールストロムの旋渦」
...かっきょの釜掘り※と...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...それからテンピで一時間蒸焼にしてもあるいはお釜で蒸しても出来ますがこれへスポンジソースをかけて戴くとなお結構です...
村井弦斎 「食道楽」
...自在鍵(じざいかぎ)に掛っている茶釜から...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...川口雪蓬(せつほう)という有名な八釜(やかま)し屋の爺(おやじ)が居った...
夢野久作 「近世快人伝」
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與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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