...野蛮な人生はクリストたちをいつも多少は苦しませるであらう...
芥川龍之介 「西方の人」
...やはり本能的な野蛮なものが在るだろうという事は首肯できます...
太宰治 「ろまん燈籠」
...この音の仏蘭西語には一つの野蛮な意味の言葉があるから...
谷譲次 「踊る地平線」
...こういうドイツに於てこそ文芸批評や焚書という「野蛮な」文化弾圧が必要となる...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...おのれの野蛮なる本能を統御せんがために...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その驚くべき野蛮な叙事詩がふたたび生き上がってくるのを見て...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...野蛮なるアンチノオス(訳者注 ハドリアヌス皇帝の寵臣たりし非常に美しきビシニヤ人のどれい)であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...あるいは野蛮なる集団が現われあるいは勇壮なる徒党が現われた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...野蛮な本能への訴え...
中島敦 「光と風と夢」
...打ちかえすという野蛮な喧嘩を...
久生十蘭 「雲の小径」
...「そんな野蛮なことをするのは...
久生十蘭 「だいこん」
...あんなに騒々しく野蛮な音声が出るものか? と...
牧野信一 「秋晴れの日」
...また野蛮な憤懣は...
牧野信一 「鏡地獄」
...この辺では屡々斯う云ふ野蛮な事件が起るの?」ほんとうに西部劇映画の世界にでも来たかのやうにローラが飽くまでも生真面目なのには滝本達も少々てれ臭かつたが...
牧野信一 「南風譜」
...彼等が野蛮な怪物であったにしても...
正宗白鳥 「軽井沢にて」
...野蛮な権力は、文学面で狙いをつけた一定の目標にむかって、ほとんど絶え間のない暴威をふるった...
宮本百合子 「ある回想から」
...ロシアのブルジョア地主は自分たちが搾っている農民を軽蔑して「野蛮な熊」と呼んでいた...
宮本百合子 「今にわれらも」
...不細工(ぶさいく)な、野蛮な、にんじんの顔がのぞいている...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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