...母は里方の兄なる人から...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...里方(さとかた)の葵(あおい)の紋や雛(ひな)の幕昭和十年三月三日 武蔵野探勝会...
高浜虚子 「五百句」
...妻の里方の親戚(しんせき)間などには現に一問題として講究されつつあることを知った...
田山花袋 「蒲団」
...『よくそれでもねえ!』窕子は何方ともつかないやうなことを言つて、『それでも昔の話などをなさることがございますか?』『ちつとも……』若い尼は頭を強く振つて見て、『いつもあゝして經を誦してゐられるばかりです』『それでも、東國の話などをなさるやうなことは?』『この山の中がよう似てゐるなんて言ふには言ひますけれども……そんなことはもうあまり多く考へてはゐられないやうでございますね……』『それでお里の方からは、たまには何方かがお見えになりますか?』『ところが、そのお里方にも、もはやその時分の方はいらつしやいませず、ひとり殘つてゐらつした姉の姫宮――御存じでゐらつしやいませうが、兵部卿にかたづいてゐらつした方、あの方が一年ほどはよくおたづねになりましたが、昨年おかくれになりましたので、もう何方もお出でになる方がございません...
田山花袋 「道綱の母」
...即ち前に述べた私の祖母の里方の甥である...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...濱町の里方(さとかた)に招かれて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...里方の親達に戻されて離縁になり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...町端れの里方へ梶先を向けさせた...
牧野信一 「サクラの花びら」
...「母さん――許してね……」お葉は里方の母親の姿を見出すと...
牧野信一 「サクラの花びら」
...花桐の里方の母がみやこに上って来て...
室生犀星 「花桐」
...其一は蘭軒の祖父信政の妻(さい)の里方...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...五百はまだ里方(さとかた)にいた時...
森鴎外 「渋江抽斎」
...五百は里方のために謀(はか)って...
森鴎外 「渋江抽斎」
...里方から子供に衣類をもらうのでさえ...
森鴎外 「高瀬舟」
...伊万里方から頼んで...
柳田國男 「日本の伝説」
...嫁の里方たる石川主殿(とのも)へ...
吉川英治 「松のや露八」
...里方へ帰らせていただきまする」「……帰る?」頼朝は...
吉川英治 「源頼朝」
...小田原藩で五石十人扶持の小身だった父の里方とは...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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