「里」の意味
村や故郷
小説での「里」の使い方
...百里の道の十里か二十里くらいのものである...
大隈重信 「列強環視の中心に在る日本」
...ほぼ三十里あまりもゆくと...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「嬰寧」
...十月五日晴、行程二里、油津町、肥後屋(三五・下)ぶらり/\と歩いて油津で泊る、午前中の行乞相はたいへんよかつたが、午後はいけなかつた...
種田山頭火 「行乞記」
...同時に物質確定の世界と生命の不定世界との間にそびえていた万里の鉄壁の一部がいよいよ破れ始める日の幻を心に描くことさえできるような気がしたのである...
寺田寅彦 「野球時代」
...これは昔の里数かも知れねえぞ――それとも支那里数で行っているのか」七兵衛としての興味と疑問は...
中里介山 「大菩薩峠」
...そして、初夏の山里は、真実(ほんとう)に緑につつまれています...
新美南吉 「赤とんぼ」
...越中富山から南へ六里...
長谷川伸 「一本刀土俵入 二幕五場」
...※蝉縣の古碑を横ぎりながら温井里に着いたのは...
濱田耕作 「温泉雜記」
...一時が打った誰もよく眠ったのだろう五万里も先きにある雪崩(なだれ)のような寝息がきこえる二時になっても三時になっても私の机の上は真白いままだ四時が打つと炭籠(すみかご)に炭がなくなる私は雨戸をあけて納屋(なや)へ炭を取りに行く寒くて凍りそうだけれども字を書いている仕事よりも炭をつまんでいる方がはるかに愉しい飼われた鶯(うぐいす)が...
林芙美子 「生活」
...日暮里(にっぽり)の諏訪神社(すわじんじゃ)の境内で...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...待つ里もいかが聞くらんかたがたに心騒がすひぐらしの声などと躊躇(ちゅうちょ)をあそばしながら...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...竹里は遷(せん)である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...爪先上(つまさきあが)りの道(みち)が又(また)六十里(り)ある...
森鴎外 「寒山拾得」
...里村宗家は恐くは壽阿彌の師家であつたのだらう...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...招かれて隠れ里にいたる...
柳田国男 「雪国の春」
...巴里(パリイ)でも其(その)意匠を仕立屋(タイユール)へ売つて喰つてたらしい...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...二里も來たかと思ふのに猶五里だといふ...
吉江喬松 「山岳美觀」
...そして五里四方に亙ると稱へらるる廣い森林...
若山牧水 「山寺」
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