...無数の人頭を頸飾にしたる醜悪無双の怪物なり...
芥川龍之介 「北京日記抄」
...誰に訴えようもないような醜いことだった...
有島武郎 「星座」
...それと同時にその醜なる部にもつねに気が付くを免れぬゆえ...
丘浅次郎 「いわゆる自然の美と自然の愛」
...前にも述べたとおり自然は美でもなく、醜でもなく、美も醜もともにその中に含まれてあるが善悪に関してもこれと同様で自然は善でもなく、悪でもない...
丘浅次郎 「いわゆる自然の美と自然の愛」
...火事を出すなどという醜態を演じてからは...
太宰治 「斜陽」
...鏡ノ中ノ顔ヲ醜悪ト思エバ思ウホド...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...反(かへ)つて目容(めつき)を醜くするし...
徳田秋声 「チビの魂」
...これらはすべて醜悪な感じだった...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...獨り我輩の怪む所は一百餘の代議士を有する大政黨が斯くの如き醜怪なる人物をして擅まに其黨規を紊亂せしめて憂へざること是れなり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...欠け縮れた醜い耳があった...
豊島与志雄 「道化役」
...醜悪な人間が奏(かな)でる...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分の醜さを意識しているお半は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...イヤとは言へないんだね」醜(みにく)い下女は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この腐敗したる醜世界を臨(のぞ)み見て...
福沢諭吉 「日本男子論」
...同時に己の顔の醜さを笑はれたのではないと云ふ事が解かつたので...
牧野信一 「闘戦勝仏」
...どんなに醜悪な・邪悪な・また避けたい・事柄だって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...文醜をつつんだが...
吉川英治 「三国志」
...種姓も美醜も、階級の貴賤も、官位も長幼も、すべて人の貴さには関するところがない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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