...酔漢が道路で転んでいた...
...平然として此等(これら)酔漢に対して...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...しっかりしろ」彼は片手に半死半生(はんしはんしょう)の酔漢を抱えあげた...
海野十三 「東京要塞」
...その時先生のこの酔漢に対する応答の態度がおもしろかった...
寺田寅彦 「夏目漱石先生の追憶」
...目が酔漢(よっぱらい)のように据わっている...
徳田秋声 「新世帯」
...近ごろ出来た石鹸(せっけん)工場の職工らしい酔漢(よっぱらい)が...
徳田秋声 「黴」
...(江戸へ着いて、早く、この書類を始末して――)と、床の間の、手函の中に仕舞った書類入の方へ眼をやって、湯上りの身体を、横にしていると、酔漢を、たしなめている供人の声がした...
直木三十五 「南国太平記」
...酔漢の歌ひつゝ行く声も聞ゆ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...終りは酔漢の如く...
中里介山 「大菩薩峠」
...脇を向く)酔漢 おや...
長谷川伸 「沓掛時次郎 三幕十場」
...白昼婦女に弄れる野卑なる酔漢であつた...
牧野信一 「川蒸気は昔のまゝ」
...「酔漢の骨格の運動状態を――詳さな...
牧野信一 「交遊秘話」
...漸次に赤色を呈せしめてこれを酔漢に擬し酔ッパライ草と呼んで遊ぶの類である...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...宵には多くの酔漢が見受けられた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
......
山之口貘 「鮪に鰯」
...酔漢(よいどれ)と乞食との混血児(あいのこ)を見るようである...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...草叢のあちこちからは酔漢の呻(うめ)きが漏れていた...
横光利一 「日輪」
...お前がもしそのとき酔漢を引きとめずに...
横光利一 「マルクスの審判」
...あの酒を吸収して酔漢をなくするノルモザンがこの白土だ...
横光利一 「夜の靴」
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