「邪念」の意味
よこしまな考え
「邪念」の例文(場面別)
- 日常会話彼はいつも邪念を抱いているようで、信用できない。
- ビジネスプロジェクトの成功のためには、邪念を捨てて全員が一丸となる必要がある。
- ニュース政治家の邪念が明らかになり、世論の批判が高まっている。
- 文学彼の心には邪念が渦巻き、純粋な愛を見失っていた。
小説での「邪念」の使い方
...邪念を捨てて、純粋な心で物事に取り組もう...
...邪念に取り憑かれて、悪い方向に進んでしまった...
...邪念を払うために、お寺でお祓いをしてもらった...
...彼は邪念を抱かずに、ただ熱意を持って仕事に取り組んでいる...
...邪念を持っている人は、いつか行き詰まることが多い...
...大抵の邪念は虻(あぶ)のやうに飛んでしまひさうに思はれた...
薄田泣菫 「茶話」
...ファン的なゴシップ的連想の邪念を起こさせることなく...
戸坂潤 「思想としての文学」
...彼の脳中には何かある邪念が巣くっていてそれが彼をたまらなく不安にしていたらしい...
戸坂潤 「社会時評」
...ひとたびその邪念の萌(きざ)さないぽかんとした顔に注(そそ)ぐ瞬間に...
夏目漱石 「行人」
...古典の邪念のない美しさを愛する人には最もよき消閑(しょうかん)のレコードだろう...
野村胡堂 「楽聖物語」
...私の邪念が霽(は)れるかも知れない」「え...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...人間がいかにも邪念がなさそうなので...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...邪念(じやねん)の無い――が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何んの邪念も掛引もない聲です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...邪念のない細面(ほそおもて)で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いかにも邪念のない姿です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...思はず彼は慄然として振り払ふことがあつたが――そんなものを邪念をもつてなどさすつたこともありはしないのだが――だが...
牧野信一 「茜蜻蛉」
...時に北方より五百商人その国へ馬売りに来り、都に名高き五百妓を招きスチャラカ騒ぎをやらかしけるに、商主一人少しも色に迷わず、夥中(かちゅう)最も第一の美妓しきりに誘えど、〈我邪念なし、往返徒労なり〉と嘯(うそぶ)いたとは、南方先生の前身でもあったものか、自宅によほどよいのがあったと見える...
南方熊楠 「十二支考」
...遠廻しながらひたすら一刻たりとも民の邪念を払い鬱憤を発散せしめんことに汲々たり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
......
室生犀星 「愛の詩集」
...邪念は依然わたくしから意地悪く去ってはくれませんでした...
室生犀星 「玉章」
...なんだと」「つまらぬ邪念に躍起となって...
吉川英治 「親鸞」
...邪念なかなかそれには消えない...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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