「邂」の意味
偶然に出会う
「邂」の例文(場面別)
- 文学・詩歌桜の下で彼女と邂い、運命的な出会いを感じた。
- 旅行記・エッセイ京都の路地裏で古い喫茶店に邂い、思わず足を止めた。
- ビジネス(比喩的表現)新規事業で思わぬパートナーと邂う機会を得た。
- 恋愛ドラマ・小説駅のホームで、ふと目が合った瞬間、これが邂いだと悟った。
小説での「邂」の使い方
...凡ての彷徨は唯其半身と邂逅する迄の假の姿である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...邂逅ふさへ不思議なるに...
巌谷小波 「こがね丸」
...野枝さんとは数年前に銀座で邂逅(であ)った時に大杉が紹介してくれた...
内田魯庵 「最後の大杉」
...とぼ/\歩いてゐる一人の小娘に邂逅(であ)つた...
薄田泣菫 「茶話」
...途上で暮羊君に邂逅し...
種田山頭火 「其中日記」
...この間も蓋平(がいへい)で第六師団の大尉になっていばっている奴に邂逅(でっくわ)した...
田山花袋 「一兵卒」
...将来種々の難関に邂逅しなければならないと思ふ...
田山録弥 「動的芸術」
...神楽坂(かぐらざか)に散歩に出懸けるのにも幾組か邂逅(でっくわ)した...
田山花袋 「蒲団」
...「深夜の告白」や「新らしき邂逅」の中のサラヴァンは...
豊島与志雄 「意欲の窒息」
...イタリーにて古典的戦法に邂逅(かいこう)し...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...残るは運よく菓子器の中で葛餅(くずもち)に邂逅(かいこう)して嬉しさの余りか...
夏目漱石 「一夜」
......
原民喜 「魔のひととき」
...」〔欄外「救済と伝統」「伝統と邂逅」〕『正信偈』は...
三木清 「親鸞」
...そのゆとりのある短かい時間に邂逅することがあるものだ...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...私はここに工藝における驚くべき一つの真理に邂逅(かいこう)する...
柳宗悦 「工藝の道」
...まつたく思ひもよらない邂逅なので...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...何という痛ましい邂逅(かいこう)だろう...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...私はこの偶然な邂逅(かいこう)という宿命的な出来事に...
蘭郁二郎 「腐った蜉蝣」
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