...もし私がもっと崇高な精神で自分の発見に近づいたのであったら、もし私が高邁な、あるいは敬虔な向上心に支配されている時にあの実験を敢行したのであったなら、すべては違った結果になったに相違ないし、あの死と生との苦しみから私は悪魔ではなくて天使として出て来たであろう...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...文化国家の創造に邁進(まいしん)すべきであります...
高神覚昇 「般若心経講義」
...きょうも高邁(こうまい)の瞑想(めいそう)にふけるか...
太宰治 「失敗園」
...理想に邁進する事が出来る筈だ...
太宰治 「正義と微笑」
...其四 彼れの人格記者が彼れに於て見たる人格には、胆識雄邁、覇気人を圧する大隈伯の英姿なく、聡敏濶達、才情円熟なる伊藤侯の風神なく、其の清孤峭にして、儀容の端※なる、其の弁論の直截明晰にして而も謹厳なる、自ら是れ義人若くは愛国者の典型なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...かかる力に駆られて邁進(まいしん)するジャン・クリストフは...
序 豊島与志雄 「ジャン・クリストフ」
...高邁な念からばかりでなしに...
豊島与志雄 「バラック居住者への言葉」
...「あっ!」この豪邁なる感傷の歌を声高く歌って...
中里介山 「大菩薩峠」
...詩人の高邁な幻影を見たからだつた...
萩原朔太郎 「小説家の俳句」
...高処よりこれを達観せしむる高邁の識見を供するものであると云つてゐるが...
平田禿木 「趣味としての読書」
...もう麻雀やぐーたら飲みをやめて一路仕事に邁進の事だ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...南宋の洪邁の夷堅丁志十五に...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...あらゆる理性と文化を抹殺しはじめて横光利一の「高邁」の力よわさをあらわし...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第十巻)」
...敢爲邁往(かんゐまいおう)の政は皆武である...
森鴎外 「栗山大膳」
...高邁な功業の大敵である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...版図の大を誇る鼻の一団は、智勇豪邁、気宇万軍を圧する鼻に従ってこれに殉じました...
夢野久作 「鼻の表現」
...比類のない御英邁(ごえいまい)さを伺うにつけ...
吉川英治 「私本太平記」
...英邁(えいまい)ではあらせられるが...
吉川英治 「私本太平記」
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