...遥かの天空を探しているのだということに気がついた...
海野十三 「地球盗難」
...ようよう夜も明けはなれて遥(はる)か前方に水の都...
太宰治 「竹青」
...白菖(マートル)の生えた池の畔(ほとり)を逍遥(さまよ)いながら...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...遥に樹林と人家とが村の形をなして水田のはずれに横たわっているあたりに...
永井荷風 「葛飾土産」
...それ等の事から年中時令の中でわたしは冬至の節をば正月や七夕や中秋彼岸なぞよりも遥に忘れがたく思う事が多い...
永井荷風 「写況雑記」
...遥(はる)か離れて休んでいた山の娘たちも...
中里介山 「大菩薩峠」
...遥かに智嚢(ちのう)が豊かで...
中里介山 「大菩薩峠」
...視界に入る万有を恍惚(こうこつ)の境に逍遥(しょうよう)せしむる...
夏目漱石 「野分」
...勇敢な君の姿を想像しながら遥かに満腔の祝盃を挙げた...
牧野信一 「初夏通信」
...人口はこの平均より遥かに以下であろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...あらゆる農場やあらゆる紳士の家庭で仕事に必要なよりも遥かに大きな比例をなしている...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...現実の人口実測に遥かにより近い計算が得られるであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...八重(やえ)の波路(なみじ)の遥(はる)かあなたとは言いながらも...
柳田国男 「海上の道」
...遥かにも離れてありき...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...いつでも遥かに超えていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...――北京は遥か後になり...
吉川英治 「新・水滸伝」
...後に残った者のほうが、戦(いくさ)に出て行った人々よりも、遥かに、大きな動悸を胸に抱いていた...
吉川英治 「源頼朝」
...犬のほうが遥かに迅(はや)かった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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