...遠く離れた大陸や太平洋上だけにあるのではなく...
海野十三 「空襲警報」
...さういふところでは原住民は小さな丸木舟を操り遠く離れた島々までも舟を走らせる...
海野十三(佐野昌一) 「南太平洋科學風土記」
...下宿も学校から遠く離れた県庁の裏に定めて...
太宰治 「惜別」
...遠く離れた此処に斯うしていても...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...あまり遠く離れたものに関しては時として我々を欺くとはいえ...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...人には遠く離れた広間の真中に...
寺田寅彦 「枯菊の影」
...かえって遠く離れた現在のここでの追憶の中にありありと浮んで来るのである...
寺田寅彦 「郷土的味覚」
...またどこかしら日本を遠く離れた...
寺田寅彦 「小泉八雲秘稿画本「妖魔詩話」」
...(リボンを奇麗にアイロンをかけ一々紙に包んであつた)私共は此の行き屆いた仕方を感謝しつゝ遠く離れた愛兒の墓前に供へられた其リボンを手にして感慨無量であつた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...人界を遠く離れたこの世界の中でも...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...静かに遠く離れたところにいられるようにしてやるのです...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...時間的に遠く離れた諸知覚を相互に影響させることによって...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...――水車小屋は村里を遠く離れた鎮守の森の山裾に蟠まる草葺屋根の一軒家である...
牧野信一 「バラルダ物語」
...東京を遠く離れた所も汽車でわけなく行かれるのであるが...
宮城道雄 「山の声」
...二人は最初遠く離れた並行線のように生活していたのに...
森鴎外 「二人の友」
...人がだんだん遠く離れたところまで...
柳田國男 「日本の伝説」
...佐々木君の『東奥異聞』には遠く離れた陸中の上閉伊郡と...
柳田国男 「山の人生」
...又は中央文壇の荘厳から遠く離れた山の中に退化生活を営んでいるせいかも知れない...
夢野久作 「探偵小説の真使命」
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