...遠くから見たとは又別の感じがする本館であった...
海野十三 「千早館の迷路」
...わが兒は遠くから待ち受けて居る...
千家元麿 「自分は見た」
...これは私の経験から云うのであるが、以前横浜の山手に住んでいて、日夕居留地の外人等と行楽を共にし、彼等の出入する宴会場や舞蹈場へ遊びに行っていた時分、傍で見ると彼等の白さをそう白いとは感じなかったが、遠くから見ると、彼等と日本人との差別が、実にはっきり分るのであった...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...私に取ってはただ遠くから眺めるだけで十分でした...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...遠くから引いて来た樋からは...
田山録弥 「父親」
...ある時には、飛び越せると思ったクレヴァースが思いのほか広くて、せっかく来た暗がりのフィルンを、あともどりしてぐるっと遠回わりに向こう側に渡ったこともある、こうしてクーロアールの直下までたどりつくと、そこに二列の非常に大きなクレヴァースがある、昨日雪踏みに来た時、遠くから眺めて、あれをどうして飛び越すのかと思ったが、近づくとヘッスラーの言った通り、その二列はフィルンの間に食い違いになって、狭い雪橋(シュネーブリュッケ)が斜めにクレヴァースを横切っている、私たちは難なくそこを過ぎて、いよいよ急なクーロアールに取っついた...
辻村伊助 「登山の朝」
...遠くからその楠を認めると...
豊島与志雄 「楠の話」
...グライヨーが負傷したのだと遠くから思った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...――遠くからながめると何事も大袈裟(おおげさ)に見えるものだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...わざわざ遠くからやって来る客もあった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...やや遠くから廻り込むようにして過ぎようとするのを...
中里介山 「大菩薩峠」
...勿論さういふ岩洞は遠くから見ただけで失礼して...
中谷宇吉郎 「真夏の日本海」
...遠くから冷静に彼らの身分と境遇を眺める事のできる地位に立つ誰の眼にも...
夏目漱石 「明暗」
...心ぼそい灯が船一パイの物と人をまっ黒な夜の波の上にえがきだして、遠くから見たら、これがただの釣とも見えるでしょう...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...親分」遠くから指されるのも知らずに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...遠くから吠えながら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...然るに一方には遠くから入って来た恐るべき害をする神々を...
柳田国男 「年中行事覚書」
...遠くから來る彈丸は...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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