...強い者に必要な謙遜は自分の強さを過信しないことである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...空しき謙遜を以つて...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...いうまでもなく「これをもて我れ自ら恨み塵灰の中にて悔ゆ」との彼の大なる謙遜の結果である...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...そしてまた私の心が微かに揺れている……謙遜な小さきまんりょうの実よ...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...大分御謙遜のようですがあれはいけません...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...この文章は當時のヨーロツパ人の不遜な感情を語つてあますところがない...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...決して新感覚派の人達に比して遜色ないと思われる...
中島敦 「鏡花氏の文章」
...そのなかには不遜(ふそん)さも含まれており...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...伝統的に不遜な気風を受けつぎ...
久生十蘭 「だいこん」
...あなたを尊敬しているか分らないくらいですよ」ハリスは謙遜の身振りをして...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...クソ謙遜しているような所は微塵もなく...
三好十郎 「恐怖の季節」
...民藝の前に謙遜(けんそん)を感じ...
柳宗悦 「工藝の道」
...しかしもちろんまだ未熟でして」「無用な御謙遜は措いて...
山本周五郎 「雨あがる」
...かういふ定義を女性へ下しては不遜だらうか...
吉川英治 「折々の記」
...「臣張昭、不遜至極ながら、直言お諫(いさ)めしたい儀をもって、これへ伺いました」「なんだ」「おそれながら、君ご自身と、河北に亡んだ袁紹(えんしょう)とを、ご比較遊ばしてみて下さい」「…………」「あの袁紹においてすら、あの河北の強大をもってすら、曹操には破られたではございませぬか...
吉川英治 「三国志」
...そこへ陸遜は着任した...
吉川英治 「三国志」
...「恐るべきは陸遜だ」時すでに遅く、彼が天を仰いで痛嘆したとき、その陸遜の軍は、馬鞍山のふもとを厚く取り巻いていた...
吉川英治 「三国志」
...おまえさんに謙遜するいわれはない」「ですが...
吉川英治 「私本太平記」
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