例文・使い方一覧でみる「遑」の意味


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...その抱負の一端だも実行の緒に就(つ)く(いとま)がない中に思わぬ病のために帰朝すべく余儀なくされた...   その抱負の一端だも実行の緒に就く遑がない中に思わぬ病のために帰朝すべく余儀なくされたの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...どこへ持って行った?」それからの騒ぎを一々克明にここに写している(いとま)はない...   どこへ持って行った?」それからの騒ぎを一々克明にここに写している遑はないの読み方
海野十三 「鞄らしくない鞄」

...そんなことを云う(ひま)があったら...   そんなことを云う遑があったらの読み方
海野十三 「人造人間事件」

...千勝(しよう)万景(けい)応接(おうせふ)するに(いとま)あらず...   千勝万景応接するに遑あらずの読み方
京山人百樹刪定 「北越雪譜」

...別に考慮するも無く寄席の前を通り過ぎた足がすぐ草津の門を這入る...   別に考慮する遑も無く寄席の前を通り過ぎた足がすぐ草津の門を這入るの読み方
高濱虚子 「俳諧師」

...近来この種の演劇殆数るにあらず...   近来この種の演劇殆数るに遑あらずの読み方
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」

...一言も物を言う(いとま)がなく...   一言も物を言う遑がなくの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...まだ衣帯を解く(いとま)もあらせられず...   まだ衣帯を解く遑もあらせられずの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...小野さんは一字の間投詞を挟(さしはさ)む(いと)まなく...   小野さんは一字の間投詞を挟む遑まなくの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...吾々はカント哲學の根本問題の一つであつたこの問題を今ここに論議するもなければ又必要もない...   吾々はカント哲學の根本問題の一つであつたこの問題を今ここに論議する遑もなければ又必要もないの読み方
波多野精一 「時と永遠」

...また越後以北に及ぶがなかつたのかも知れぬ...   また越後以北に及ぶ遑がなかつたのかも知れぬの読み方
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」

...筆にも記(しる)しがたき語風の異同は枚挙(まいきょ)に(いとま)あらず...   筆にも記しがたき語風の異同は枚挙に遑あらずの読み方
福沢諭吉 「旧藩情」

...公事に(いとま)ある毎に諸神社を歴訪したことは...   公事に遑ある毎に諸神社を歴訪したことはの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...衣類を身に纏(まと)う(いとま)はなかったのである...   衣類を身に纏う遑はなかったのであるの読み方
森鴎外 「渋江抽斎」

...朝陽(あさひ)を仰ぐ(いとま)もなく...   朝陽を仰ぐ遑もなくの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...休息する(いとま)もなく...   休息する遑もなくの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...近年だけの武蔵に関する著述だけでも枚挙(まいきょ)に(いとま)がないといっていい...   近年だけの武蔵に関する著述だけでも枚挙に遑がないといっていいの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

...飛び下りて来て抑える(いとま)もなかった...   飛び下りて来て抑える遑もなかったの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「遑」の読みかた

「遑」の書き方・書き順

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