...かえって今の功を賞してか目礼して過るようなれば心安く...
饗庭篁村 「良夜」
...我々が行き過る迄待つのである...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...首を伸し浮腰になつて歩み過る人に氣をつけてゐる中...
永井荷風 「或夜」
...歩み過る客の足音と共に途絶(とだ)えたまま...
永井荷風 「草紅葉」
...日々門巷を過る物売の声もおのずから時勢の推移を語っている...
永井荷風 「巷の声」
...貸物列車のゆるゆる通り過るのを待っていたが...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...わたくしを遇する態度の馴々し過るのを怪しむかも知れない...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...」と捨台詞(すてぜりふ)で行き過るのを此方も負けて居ず...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...人家のうしろを走り過る電車の音と警笛の響とが烈風にかすれて...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...鳴き過る雁の影を見送ることもあった...
永井荷風 「雪の日」
...最終のバスが生垣つゞきの表通を行過る物音も次第に遠く消去つてしまふと...
永井荷風 「来訪者」
...裾に海草(みるめ)のいかゞはしき乞食さへ門には立たず行過るぞかし...
樋口一葉 「たけくらべ」
...これも大店(おおみせ)は金が掛り過るから...
二葉亭四迷 「平凡」
...十二の五正月が過ると...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...あまり度が過ると馬鹿になる...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...十月もなかばを過ると...
水上滝太郎 「果樹」
...言談過る故、終夜不眠...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「このさい去就(きょしゅう)を過るな...
吉川英治 「私本太平記」
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