...何(なん)しろ幕の上で遇うだけなんですもの...
芥川龍之介 「片恋」
...他の人だって同じようにつまらない目には遇うまいとしているに違いないんですからね...
伊藤野枝 「転機」
...それで諺(ことわざ)に「堅い石でも醉人(よつぱらい)に遇うと逃げる」というのです...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...縮緬の羽織は雨に遇うと...
丘浅次郎 「改善は頭から」
...生憎(あいにく)皆に遇うようなことになってしまった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...たま/\美しい妙齢(みょうれい)の女の一人歩きをしているのに出遇うと...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...こっそりリリーに遇うなんと云う巧(うま)い寸法に行くであろうか...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...こんな苦しい目エに遇うのんもみんな姉ちゃんの罰(ばち)やなあ...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...一日その中里の福田英子さんのところで遇うことにした...
辻潤 「ふもれすく」
...聯合軍は野犬二疋の来襲に遇うて...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...みんな行(おこな)いが悪くてちょうどこれから起ろうとするような目に遇うのがあたりまえでした...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...従って機関部の人たちに遇うことは殆どなかった...
牧逸馬 「上海された男」
...つとめものうきひとすじならばとくも消えなん露の身の日かげしのぶの夜な夜なひとに遇うをつとめのいのちかや紅い唇が...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...男子に遇うごとに...
南方熊楠 「十二支考」
...これを拝むと時々吉(よ)い事にも遇うので...
南方熊楠 「十二支考」
...旅で雨に遇うほど淋しいものはないのに...
村山俊太郎 「平泉紀行」
...こんな風に遇(あ)う者も遇う者も皆姫を気違いか馬鹿扱いにして...
夢野久作 「白髪小僧」
...ところが、誰かに遇うと、ついおしゃべりをしてしまって、お祈りは半分どころでおしまいさ」「正直な話、神様っていうものはあると思う?」「あるにゃあるんだろうけれどね...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」
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