「遁れる」の意味
逃れる
小説での「遁れる」の使い方
...一人當分の間其處にこの生活の急追を遁れることが出來ると思つた...
石川啄木 「第十八號室より」
...その害を遁れるようにしていた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...このいらいらしい気持から遁れるには...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...ぬらりと身をかわす、くらりと遁れる...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...却って現在の実証主義の圧迫から遁れることが出来る...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...そういう危い気持から遁れるために...
豊島与志雄 「古井戸」
...田宮は遁れるつもりだった...
豊島与志雄 「山吹の花」
...意識的に遁れるつもりだった...
豊島与志雄 「山吹の花」
...七兵衛は身をもって遁れるよりほかは...
中里介山 「大菩薩峠」
...遁れるやうな氣持で酒塲(カバレエ)「アポロ」の外へ飛び出した...
南部修太郎 「ハルピンの一夜」
...女は私の視線を遁れるやうに顏を反けて...
南部修太郎 「ハルピンの一夜」
...近年種痘追々開けて斯る大病を遁れるように成りたるは...
福澤諭吉 「養生の心得」
...急に米国行を思立ったのはルグナンシェから遁れる為であった...
松本泰 「日蔭の街」
...倫敦を出発ったのはルグナンシェを遁れる為だったのじゃあないか」「だが...
松本泰 「日蔭の街」
...不幸にもお前さんはそんな風に禍を遁れることが出来なかつた...
アルベエル・サマン Albert Samain 森林太郎訳 「クサンチス」
...彼はただ山荘を遁れる手段に...
吉川英治 「剣難女難」
...遁れる術(すべ)はござるまい...
吉川英治 「三国志」
...その戈や槍から遁れることはできなかった...
吉川英治 「三国志」
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