...進んで國務大臣を暗殺し...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...自己の道に進んで行かうとする切な気持の理解者の一人であつた...
伊藤野枝 「惑ひ」
...しかしながら私がそんなに注意しないで、感覺的なものの像が精神の眼を盲にする場合、何故に私よりも一層完全な實有の觀念は必然的に、或る實際に一層完全なる實有から出てこなければならないかを、私は容易に想起しないからして、更に進んで、かかる觀念を有するところの私自身は、もしかかる實有が何等存在しなかつたならば、存することができたかどうか、を探究したいと思ふ...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...さらに進んで形而上のことを観察したらんにはいかん...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...三十分は進んで居ると思つた...
長塚節 「十日間」
...それからそれへと穴を掘って奥の方へ進んで行くんだから...
夏目漱石 「明暗」
...だから読む方の力は今の人達より進んで居た様に思われるが...
「落第」
...興に乗って藤井は三四小節弾き進んで居る」二人の話は途切れました...
野村胡堂 「音波の殺人」
...二人の関係はどれだけ進んで居たかわかりませんが...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...今まで進んでいた行手の方の水を見せました...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...なるほど彼は自分の骨の出た両腕を自分のほうへかがんだご婦人がたの助けてくれようとしてさし出された手に進んでのせはするのだが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「断食芸人」
...悠(ゆる)やかに確かな歩みで進んで來た...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...「全く進んでない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...考えも進んでくる...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...汽船は樺太を差して進んでゐるのだが...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...だからこそ、快楽を最も重んずべしとする哲学の一派は、さらに進んで、それをただ一つ無痛の中にありとしたのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...二十分近く進んでいたにしても彼女との立ち話がずいぶん長かった事を思い出して...
夢野久作 「少女地獄」
...水の上を進んで行く...
吉行エイスケ 「飛行機から墜ちるまで」
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