...先人及び今人の經驗に逢着して「此處だな」と膝を打つ場合がある...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...自分の「あれかこれか」はやむを得ずして逢着する突當りの壁である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...実にヨブは罪の故ならずして禍に逢ったのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...鉄斎翁はこれまで一度も逢つた事はなかつたが...
薄田泣菫 「茶話」
...狂象に出逢(であ)いました...
高神覚昇 「般若心経講義」
...あなた逢う気がありますかね」こういう話...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...亡くなった子にでも逢ったような気持で...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...逢へば、わかる...
太宰治 「津軽」
...その白石の家は二十九日の夜になって火に逢った...
田中貢太郎 「死体の匂い」
...広告文字が夕日にういて逢へてよかつた岩からの風に・水瓜したゝるしたしさよ(樹明居)別れる星がすべる・ふけて雨すこしおちた星あかりをあふれくる水をすくふ八月二日朝から酒(壁のつくろひは泥だといふがまつたくその通りだ)...
種田山頭火 「行乞記」
...もし柿沼と出逢ったら……先日のようにバーかなんかで出逢ったら……素知らぬ顔が出来るかどうか...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...それからまた竹山に逢って……...
豊島与志雄 「椎の木」
...敵にめぐり逢いました時は...
中里介山 「大菩薩峠」
...逢つたことはないが...
野口雨情 「小川芋銭先生と私」
...金五郎さんに逢いたいためだったし...
火野葦平 「花と龍」
...ごく稀(まれ)にそんな山径で行き逢(あ)いますと...
堀辰雄 「美しい村」
...履工かかる聖人の光臨に逢うて誠に痛み入った...
南方熊楠 「十二支考」
...わくらはに行き逢(あ)ふみちを頼みしもなほかひなしや塩ならぬ海あなたの関守(せきもり)がどんなにうらやましかったか...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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