...但馬の顔を見たら、逞しく生きよう...
高見順 「如何なる星の下に」
...私はこの三畳の部屋にひとり立て籠って妄想を逞しくしたり...
辻潤 「書斎」
...健やかで逞しく、父親が悪名高いジェイベス・ギルクリスト勳士――競馬で身を持ち崩した人物で、この生徒はひどい困窮に追い込まれましたが、熱心で勤勉...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「三枚の学生」
...女中達の肉体に想像を逞しくするほど...
外村繁 「澪標」
...短い袖からは鬼をもひしぎさうな赤銅色の太い腕が逞しく出てをり...
中島敦 「環礁」
...中には筋骨が逞しくて丈夫そうに見える人も沢山あるが...
中谷宇吉郎 「温泉1」
...唖の女中を置いている女の一人位を殺したところで大した事はあるまいと空想を逞しくしながらも...
林芙美子 「晩菊」
...遠目にも逞しく見える筒袖姿の異人が六人ばかり乗組み...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...それだけにわたしの孤独への憧れは一段と逞しく翼を伸べるわけでもあつた...
牧野信一 「痩身記」
...そこらぢうから逞しく湧き立つ力の動きが感じられるのに...
水野葉舟 「かたくり」
...新しい芽の角が逞しく出てゐるしその根株にかくれたり...
水野葉舟 「かたくり」
...元気で強く逞しく雄々しくあればあるだけ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...骨組はずばぬけて逞しく...
山本周五郎 「青べか物語」
...逞しく枝を張っていた...
山本周五郎 「似而非物語」
...彼独特の奇怪な犯行を逞しくして来た...
夢野久作 「白菊」
...あられもない想像を逞しくしながら...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...我々は最も奇妙でそれとなく当惑するような想像を逞しくしたのだ...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...その紳士の顔付(かおつき)は逞しく...
モーリス・ルプラン 菊池寛訳 「奇巌城」
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