...碾臼(ひきうす)の様に頑固で逞しい四対(よんつい)の聯結主働輪の上に...
大阪圭吉 「とむらい機関車」
...威厳逞しい男だった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...その太く逞しいかり首のあたりに結びつけられた...
中里介山 「大菩薩峠」
...我々が此の島の肌黒く逞しい少女共に見出し難いだけのことだ...
中島敦 「環礁」
...主人の三七は三十七八の逞しい男で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...宗之助は色も黒いし、骨組も逞しいし、一応十四、五の男の児のように見えるが、声が男の子ではなくてどうしても女だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そのかはり何か今では不逞不逞しいものが身に備はつてゐた...
原民喜 「壊滅の序曲」
...最も逞しい描寫力を持つと極附のトルストイは...
水上瀧太郎 「覺書」
...平氣で何處でも通れる警察官の逞しい不遜をもつてゐるものだ...
室生犀星 「巷の子」
...一人の逞しい美青年が台の上に半裸で立ち...
山本周五郎 「青べか物語」
...際立って逞しいうしろ姿は...
山本周五郎 「ひとごろし」
...あれで算盤弾くかと思われる筋骨逞しい立派な若侍じゃ...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...自分の逞しい肩にかけた...
吉川英治 「新書太閤記」
...逞しい自分の腰に太刀の革紐(かわひも)を結(ゆわ)いつけながら出てきて...
吉川英治 「親鸞」
...お身という者との感情を一時しのぎになだめてみるに過ぎないことだ」「…………」覚明はその逞しい肩を大地へ埋(うず)め込むように...
吉川英治 「親鸞」
...お力の程も逞しいものと伺っていますが...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...武蔵の逞しい手頸(てくび)を掴(つか)んだ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...ほんとは十八歳でしかないのに年を偽ってこの逞しい仲間に入ったぼくだったが...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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