「通り雨」の意味
一時的に降ってすぐに止む雨
「通り雨」の例文(場面別)
- 日常会話今朝は通り雨が降ったけど、すぐに晴れたよ。
- 文学・詩歌通り雨の後に虹がかかる様子が、儚さと希望を同時に象徴していた。
- 天気予報午後は一時的に通り雨が見られますが、傘が必要なほどではなさそうです。
小説での「通り雨」の使い方
...あらがねの土秋暑き通り雨を得てこの方を切短冊へ認める...
飯田蛇笏 「薄暮の貌」
...夏の通り雨みたいに...
高見順 「いやな感じ」
...科学階級性の論議はもう過ぎ去った通り雨だという風にされている...
戸坂潤 「最近日本の科学論」
...この通り雨ざらしになっておりますが...
中里介山 「大菩薩峠」
...さつきのは通り雨であつたのだ...
長塚節 「佐渡が島」
...ロンドンの悪名高い通り雨が五分ほどザーッと叩きつけ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...ロンドンはよく通り雨が降る...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
......
松本たかし 「松本たかし句集」
...そして林は虔十の居た時の通り雨が降ってはすき徹(とお)る冷たい雫(しずく)をみじかい草にポタリポタリと落しお日さまが輝(かがや)いては新らしい奇麗な空気をさわやかにはき出すのでした...
宮沢賢治 「虔十公園林」
...そして林は虔十の居た時の通り雨が降ってはすき徹(とほ)る冷たい雫(しづく)をみじかい草にポタリポタリと落しお日さまが輝いては新らしい奇麗な空気をさはやかにはき出すのでした...
宮沢賢治 「虔十公園林」
...さっと通り雨がした後の物の身にしむ夕方に中将は鈍(にび)色の喪服の直衣(のうし)指貫(さしぬき)を今までのよりは淡(うす)い色のに着かえて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...秋の通り雨が過ぎて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それからまた下の袙(あこめ)の赤い袂(たもと)の見えるそれらの人の姿を通り雨が少しぬらした時には...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...通り雨ちぎれちぎれの雲見れば...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...濡(ぬ)らせ、濡(ぬ)らせ、我髪(わがかみ)濡(ぬ)らせ、通り雨...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...「通り雨だ...
吉川英治 「三国志」
...冷たい通り雨にあって濡れた...
吉川英治 「三国志」
...あっさり通り雨で欲しいものだ」今建てた彼方の幕屋にも...
吉川英治 「新書太閤記」
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