...義雄は默つて這入り...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...お這入りな...
高濱虚子 「俳諧師」
...羅馬へ這入りそうですね...
谷譲次 「踊る地平線」
...郊外の国境を越えてちょっとすぺいん領へ這入り...
谷譲次 「踊る地平線」
...今の会社に這入りましたのは帰朝してから後のことなので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...従って悲劇詩人(哲学者式概念劇もこの系統にぞくする――プラトンの対話篇)の得意な「詩」の形式には這入り切らない程に豊かな真理が含まれてもいるのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...男の身の自分さへ一寸這入りにくい気がするので...
永井荷風 「男ごゝろ」
...こつちへお這入りよ...
林芙美子 「就職」
...このあたりから文学的自叙伝などとはおよそ縁遠い生活に這入り...
林芙美子 「文学的自叙伝」
...さあ、お這入りよ、美しい漂白人(さすらひびと)...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...山の上の別莊にゐる奴等は風呂を沸かすのが面倒くさいんで此處へ這入りにくるんだとさ...
堀辰雄 「エトランジェ」
...鈴むらさんのところへこのごろ扇朝が始終這入りこんでゐるといふ風説を聞いて...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...何時支度部屋に這入りこまれて掻きされるか分らない...
室生犀星 「汽車で逢つた女」
...それは今までにかんさんが動けないまでに自分が這入りこんでゐることは知つてゐたが...
室生犀星 「渚」
...」「さあ、這入りました...
森林太郎 「身上話」
...その毛唐らが這入りがけや出て行きがけにあっしとノスタレに五仙(セント)か十仙(セント)ずつ呉れて行きます...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
...実は大連からツイ今さっき無線電信が這入りましたのでね……この珈琲(コーヒー)茶碗の内側に電文が暗号で書いてあります...
夢野久作 「焦点を合せる」
...そうするとナカナカうまく這入りませんので...
夢野久作 「霊感!」
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