...寝台へ這い上る...
谷譲次 「踊る地平線」
...天井の方までクルクルと這い上って...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...それから腹這いになって...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...庄吉は腹這いになって棧の下に身を入れた...
豊島与志雄 「少年の死」
...それを足場に窓へ這い上がります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...小さな手がしずかに這いよって来て...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...チチコフはいきなり泥濘の中へ四つん這いになってつんのめった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...(お願いでごぜえます! と叫んで追いすがり這い出して来そうな身寄りの者あり)ならぬ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...花岡は這い寄るのをやめて...
三好十郎 「胎内」
...穴を這い出ようとすると...
室生犀星 「幼年時代」
...喉(のど)をなにかが這いのぼって...
山本周五郎 「季節のない街」
...油布、脂柴(あぶらしば)などを、壮丁の背に負わせて、陳武も身軽にいでたち、地を這い、草を分けて、敵の城壁下まで忍びよった...
吉川英治 「三国志」
...ようやく坑(あな)から這い出して...
吉川英治 「三国志」
...いけない」艫(とも)へ這い出て...
吉川英治 「私本太平記」
...三下屋(しもや)の献物(けんもつ)を狙いに這い込みましたゆえ...
吉川英治 「私本太平記」
...「あっ」四ツ這いになったお杉の手を離れて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...巌流の脚の下に這いつくばっていた伊織は...
吉川英治 「宮本武蔵」
...自由自在に這い廻っていることだろう...
吉行エイスケ 「恋の一杯売」
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