...当局に対して人命救護の請願を為さんと欲し相携へて上京せんとするの途次...
田中正造 「非常歎願書」
...後藤さんが帰郷の途次を寄つてくれた...
種田山頭火 「其中日記」
...後藤さんが帰省の途次立寄るといふ...
種田山頭火 「其中日記」
...女学生の上京の途次を要して途中に泊らせたり...
田山花袋 「蒲団」
...東海道徒歩傳道の途次...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...我が偏奇館この空地を去る事遠からざれば散策の途次必ず過ぎて夏の夕には緑蔭に涼風を迎えて時に詩を読み...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...本年六月十四日遠洋航海の途次同乘の船員數名と共に小笠原群島母島の測量に從事し颶風に遭ひて遂に悲慘の死を致す...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...小宮さんが先生の危篤の報に急いで上京される途次...
中谷宇吉郎 「指導者としての寺田先生」
...山桑を優曇華の実と名づけたり先生いかに寂しかりけん尾崎咢堂先生の軽井沢の莫哀山荘は夫妻が吟行の途次必ず立ち寄る処で...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...その時分は九月の入学であったが、七月の初め、私は帰省の途次、速水先生の紹介状を持って洛北(らくほく)田中村に西田先生を訪ねた...
三木清 「西田先生のことども」
...予高野登山の途次...
南方熊楠 「十二支考」
...香以は途次藤沢の清浄光寺に詣(もう)で...
森鴎外 「細木香以」
...途次に九十九箇所の王子祠を拝し...
柳田國男 「地名の研究」
...一九一一年に欧洲行の途次に上海を一瞥した以外に自分は支那の地を知らない...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...これよりご城下へのお戻りの途次でもござりまするか」「いやいや...
吉川英治 「剣難女難」
...義仲遺蹟巡りの旅行の途次...
吉川英治 「随筆 新平家」
...細川家の藩老が微行(しのび)の途次に立寄ったと報告されるだけでも徳川の心証を悪くしよう...
吉川英治 「宮本武蔵」
...フロイスは京都への途次伊予でそれを見聞した...
和辻哲郎 「鎖国」
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