「透し」の意味
透かすこと
小説での「透し」の使い方
...炭火の入った土器とその上に透しのある竹籠の底を上にして被せた物とを見せて...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...愕然(びつくり)し乍ら星明(ほしあかり)で透して見たが...
石川啄木 「葬列」
...それは知らず識らずのうちにボル派の影響が俺たちの仲間に浸透していることを物語っている...
高見順 「いやな感じ」
...未来は茫として見透しがつかず...
豊島与志雄 「故郷」
...充分の見透しがついているのであろうか...
豊島与志雄 「中支生活者」
...すべての部門が横の見透しにおいて...
中井正一 「美学入門」
...神様でなきゃア見透しがつかねえ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...財布の中まで見透しだ」「あれ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その構想には奔放な詩人の想像力と情熱とが浸透している...
平林初之輔 「作家としての小酒井博士」
...それ等は凡て彼の心中に浸透して後...
ホーフマンスタール Hugo von Hofmannsthal 木下杢太郎訳 「チチアンの死」
...錯雑した樅(もみ)の枝を透して...
堀辰雄 「美しい村」
...嫩(わか)い木の葉は浅黄色に陽を透していた...
本庄陸男 「石狩川」
...その枝を透して向うには...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「浅瀬に洗う女」
...葭戸を透して外光が階段にもさして足許が大分明るくなった...
「一本の花」
...純白で透し模様のあるパリパリした薄い紙はどんなに私を誘惑しただろう...
宮本百合子 「木蔭の椽」
...よく透してみると...
室生犀星 「蛾」
...私はその疎林を透して...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...この幻の島を透して見られた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
便利!手書き漢字入力検索
