...然しその尊重を逆に將來に向つてまで維持しようとして一切の「驚くべき事」に手を以て蓋をする時...
石川啄木 「歌のいろ/\」
......
伊東静雄 「わがひとに与ふる哀歌」
...それは造化の神が頭部を逆に――眼鼻口は除いて間違えて付けたのではないかと思われるほど頬からへかけて漆黒の剛毛が生え...
犬田卯 「瘤」
...逆にしごいて走る...
梅崎春生 「幻化」
...僕は逆に読んでいってみた...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「グロリア・スコット号」
...逆に純粋政治家がもし俗物ならば純粋文学者も亦俗物でなければならぬ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...おれは逆に傲慢な態度を取った...
豊島与志雄 「失われた半身」
...私はいま逆に、こちらから彼方を偲ぶのである...
豊島与志雄 「ピンカンウーリの阿媽」
...逆にまた後者が前者を規定する...
三木清 「哲学入門」
...逆に斬られたのがこの男だつたような錯覺だ...
三好十郎 「肌の匂い」
...ところが「奴隷根性」においては、逆に、フランス風に書かれているのが五十四名で、古代風のままになっているのが十二名ということである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...逆に彼からたよられることも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...又は逆に戰爭の原因を終熄せしめるかの重大段階に到達したのであるが...
山浦貫一 「新憲法の解説」
...逆に旧作のものの中でも芸術価値の薄いものは...
夢野久作 「能とは何か」
...今は逆にQ川の分水界の水線を奪ひ出した...
横光利一 「静かなる羅列」
...無理押しを逸(はや)ッた先鋒(せんぽう)は、すべてここ十日ほどの間に、外聞の悪いような損害をつみかさね、逆に、孤峰(こほう)の城をほこらせるばかりに終った...
吉川英治 「私本太平記」
...逆にこれはなしえまい...
吉川英治 「私本太平記」
...というのから逆に考えて超音波を思いついたんですよ...
蘭郁二郎 「睡魔」
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