「逃れ」の意味
逃げること
小説での「逃れ」の使い方
...僅に十数人の船を艤して災を八丈島に逃れたるのみ...
宇野浩二 「それからそれ」
...云い逃れをするんじゃありません...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「情鬼」
...後(しり)つ門より逃れ出でて...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...戰爭によつて破壞された――砲彈から逃れた場合でも尚―― 一つの世代に關する報告の試みにすぎない...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...それから逃れでもするようにしきりと身体をもがいた...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...本来ならばとても命は逃れぬところ...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
... 230ヂオメーデースの手を逃れ退かんとき...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...トロイア軍は破られて逃れ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...源頼朝が石橋山の合戦に武運拙(つたな)く身を以て逃れて...
中里介山 「大菩薩峠」
...続いて晋(しん)に逃れた太子(かいがい)は...
中島敦 「盈虚」
...然しどうして此の不思議な苦悩から逃れられるでしょう...
浜尾四郎 「悪魔の弟子」
...不幸を逃れる唯一の道は...
北條民雄 「独語」
...逃れんやうも無きに...
正岡子規 「花枕」
...イタリアでは殺人犯も神殿に逃れれば罪を免れることが多いので...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...日本でもマルクス主義に対する弾圧が激しくなった頃多くの人が芸術論に逃れたことのあったのを私は想い起し...
三木清 「ハイデッゲル教授の想い出」
...恭がジーッと自分を見守る目から逃れる気味に成って居た...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...私は幾度(いくたび)か席を逃れようとした...
森鴎外 「余興」
...『警官だ……さあ出来るだけ逃れるんだ』と云って食堂を駈け出そうとする...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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