「追慕」の意味
過去の人物や出来事を慕う気持ち
「追慕」の例文(場面別)
- 歴史・文化彼は古代の偉人たちを追慕し、その功績を研究している。
- 文学・芸術この詩は作者が亡き友人を追慕する気持ちを綴ったものだ。
- 日常会話祖父の話を聞くたびに、彼を追慕する気持ちが強くなる。
小説での「追慕」の使い方
...「松翁を追慕する会が開かれた」...
...芥川龍之介氏追慕展覽會が催されたをり...
小穴隆一 「二つの繪」
...夫人の大師追慕の念深きを知るべし...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...お手向の花としたいと思ふ無智な家来の一すぢの追慕の念を...
太宰治 「右大臣実朝」
...故人に對して追慕の念を懷かせるのは...
太宰治 「知らない人」
...その作家を追慕するのあまり...
太宰治 「もの思う葦」
...後人の回顧して追慕する処の時代はこれ正に先人の更に前代を憶うて甚喜ばざるの時代なりしにあらずや...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...そして悵然(ちょうぜん)として江戸徃昔(おうせき)の文化を追慕し...
永井荷風 「向嶋」
...実生活人に比べて永遠追慕の情の強い所に成立つのであつてみれば...
中原中也 「アンドレ・ジイド管見」
...この先賢を追慕することにより筆を擱く...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
......
樋口一葉 「別れ霜」
...同族や親族の中には先帝を追慕する回想派といわれる一派があり...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...源氏はあの気楽な自由な気持ちを与えてくれた恋人ばかりが追慕されるのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それとともに今も紫夫人を追慕する思いはだれにもあって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...和琴に追慕の心を誘われて身にしむ思いをしていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...祖先への追慕であり藝術への理解であると信じ切れよ...
柳宗悦 「民藝四十年」
...いつ迄も記念を繰返し追慕を新たにし...
柳田国男 「年中行事覚書」
...旧門下追慕措(お)カズ...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...いつまでも心に刻まれて、暗黙の中に、追慕されていた...
吉川英治 「新書太閤記」
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