...雀を追ふ鷹の樣に羽音をさせて追掛けて來た...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...實行のために實行を追ふものは...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...而してその誠實が年を追ふに從つて段々と光を現はして來てゐる...
有島武郎 「水野仙子氏の作品について」
...常に自分の蔭を追ふて前に進んで居る...
石川三四郎 「土民生活」
...ミラアジを追ふて喧騒するに過ぎない...
石川三四郎 「土民生活」
...西洋人の後を追ふは...
大町桂月 「碓氷峠」
...幸福は追ふな、とらへようとするなそのまゝにしておけ...
千家元麿 「自分は見た」
...第二十二歌アポローンに欺かれて之を追ふアキリュウス...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...漁師はいま/\しがつて追ふのであるが...
中谷宇吉郎 「真夏の日本海」
...その後を追ふのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...富を追ふことにわれ等の意志が有るとすれば...
葉山嘉樹 「工場の窓より」
...西洋の婦人方が流行を追ふことに浮身を窶す有様は...
堀口九萬一 「東西ほくろ考」
...弥次馬の追ふ隙もなさゝうな...
牧野信一 「鬼涙村」
...既に世になき者の幻を追ふたりすることは...
牧野信一 「蝉」
...もう逃げるも追ふもあつたものではありません...
牧野信一 「船の中の鼠」
...それには相撲の取組んで居る絵が順を追ふて変化するやうに画いてある...
正岡子規 「病牀六尺」
...童部(わらはべ)よ、追ふことなかれ、向日葵(ひまはり)の実を食(は)む小鳥...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...それは彼等が始祖の業蹟を追ふたのか...
吉江喬松 「山岳美觀」
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