...のみならず彼は西洋史の中に少くとも彼の迷信には反証に近いものを発見した...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...何時の日か迷妄(マーヤ)の面が熱の落つるやうに落ち去る可きことを思ふ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...「お前には迷惑は挂けん...
高濱虚子 「續俳諧師」
...馬鹿どもには迷惑いたす...
太宰治 「新釈諸国噺」
...(心の迷い――何んの...
直木三十五 「南国太平記」
...あまり丁寧に御辞儀をする女は迷惑だ...
夏目漱石 「虞美人草」
...他界から迷い込んだ幽霊のような気持であった...
夏目漱石 「坑夫」
...僕は非常に迷惑する...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...これから調べなきや」平次はまだ迷つてゐる樣子です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どうしてあの人とあんなに仲が悪いの? マアザーは君達が後からYに来たんで却つて迷惑がつたさうぢやないか...
牧野信一 「西瓜喰ふ人」
...全面的な混迷と貧血とであった...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第十巻)」
...事件は片(かた)ッ端(ぱし)から迷宮に這入って行くんだからね...
夢野久作 「無系統虎列剌」
...何ものか寝てる子供を揺り醒ますものが絶えず波の中から霊魂のようにさ迷うて来るのだった...
横光利一 「旅愁」
...果(はて)は我れを忘れて其中(そのなか)へ突き入(い)つて共に顛倒(てんだう)し共に混迷したいやうな気持になるのは何(ど)う云ふ訣(わけ)であらう...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...義通にとって有難迷惑な光栄に違いはありません...
吉川英治 「江戸三国志」
...「愈(いよいよ)いかん」彼の馬首は、行くに迷った...
吉川英治 「三国志」
...朱筆の迷いに苦吟してしまう...
吉川英治 「随筆 新平家」
...領主と民とが迷子にはならなかった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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