...それは或は人生を知るには迂遠(うえん)の策だったのかも知れなかった...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...しかも兵力の増加は敵正面の迂回を不可能にするため...
石原莞爾 「最終戦争論」
...むしろ迂濶千万(うかつせんばん)であった...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...非常に迂遠(うえん)な方法だけれど...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...大迂回をして漸く拾い上げたが...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...かなり迂餘曲折が必要であつた...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...迂遠(うえん)な馬鹿々々しいやうな気がするが...
田山録弥 「墓の上に墓」
...その時……僕も迂濶でしたが……その時初めて気がつきました...
豊島与志雄 「舞踏病」
...陋巷(ろうこう)の間を迂曲(うきょく)する小道を辿(たど)り辿って...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...或は無用の文飾と迂回した筋道とが...
永井荷風 「来訪者」
...夢遊病者の迂愚!)それにしても先に着いてるとのみ思ひ込んでゐた私の姿の見えないのが...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...――流れが迂回する角まで来ると...
牧野信一 「R漁場と都の酒場で」
...やや平坦な迂回(うかい)路へさしかかった時……東寿はふと足を止めてしまった...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...迂廻線へ戻る列車の到着したのはそれから間もなくのことであつた...
横光利一 「頭ならびに腹」
...甲軍の左翼――山県三郎兵衛そのほか約二千は、「敵の柵へかかるな」と、首将山県の指揮を耳にしながら、急に、迂回して、連子橋(れんじばし)の南――敵の柵の断(き)れ目から突進しようと計ったのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...味気(あじけ)ない迂愚(うぐ)と堕落(だらく)を...
吉川英治 「新書太閤記」
...自分の迂濶(うかつ)に呆れると共に...
吉川英治 「宮本武蔵」
...死人(しびと)臭い――と迂(う)っかり云ったら...
吉川英治 「山浦清麿」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
時事ニュース漢字 📺
