...釈迦(しゃか)ヶ岳の山の中腹を迂回して深林の薄暗い中を行(ゆ)くのである...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...人間の死について語り得る迂闊さへの...
大鹿卓 「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」
...そういう迂遠(うえん)な道へわざわざ師匠取りをして這入(はい)って来ようという人のないのは...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...甚だしきに到つては、文学の鬼、などといふ、ぶしつけな、ひどい言葉を何某先生に捧げたりしてゐて、これではいくら何でも、その何某先生も御立腹なさるだらうと思ふと、また、さうでもないらしく、その何某先生は、そんな失礼千万の醜悪な綽名をつけられても、まんざらでないらしく、御自身ひそかにその奇怪の称号を許容してゐるらしいといふ噂などを聞いて、迂愚の私は、いよいよ戸惑ふばかりである...
太宰治 「お伽草紙」
...道は人家の間を過ぎて俄に迂囘すると急流にかゝつた橋を渡る...
永井荷風 「十年振」
...よりによって最も醜陋(しゅうろう)な宮刑(きゅうけい)にあおうとは!迂闊(うかつ)といえば迂闊だが...
中島敦 「李陵」
...一面において当然迂濶(うかつ)な人生批評家でなければならないと同時に...
夏目漱石 「明暗」
...燈火信號で西の方へ迂しろと命じられた...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...迂散(うさん)くさそうにじろじろ見すえてから...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...馬車だと迂回して...
牧野信一 「パンアテナイア祭の夢」
...これを叙述するに要する字数の多少でその多い方は迂であるといったこともある...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...トント原稿市場に遠ざかつてゐた私はそれほど迂濶(うくわつ)だつた...
宮地嘉六 「老残」
...一つの黒い点になったかと思うと川すじが迂曲(うきょく)して...
室生犀星 「津の国人」
...さればとて先生はいにしへの人の立てし抽象理想論の迂濶(うくわつ)なる跡を追はむとにもあらず...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...迂闊(うかつ)には井も掘ることができない...
柳田國男 「地名の研究」
...やゝ黄ばみたる麦畑を迂回(まは)りつゝ近付き見るに...
夢野久作 「白くれない」
...迂眼(うがん)者の強味は...
吉川英治 「新書太閤記」
...そんな顔でよくも図迂図迂(ずうずう)しいことがいえたもんだね……せいぜい...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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